どこまでも どこまでも‥‥113回
2018/11/4 俳写倶楽部定例会-113回 ※プリント用
どこまでも どこまでも‥‥
●どこまでも どこまでも あの 鰯雲 尊 晴
どこまでもあの鰯雲は続きます。散歩道沿いの電線もなかなか途切れず、風景の一部に入り込んできます。この徘写は電線と鰯雲の両方にかかった俳句になってしまいました。
言い訳がましい説明はまだあります。逆光の太陽にかかったゴーストにも対応出来ず、又、あれ程電線の入らない場所を歩き求めたにも関わらず、舗道の終点で腰痛を感じて、一枚撮って早々に引き返してしまいました。全く狙いとは異なる写真になりましたが、この様な制作過程も有りとして、そのまま掲載致します。
写真の下に一行「前書き」を入れるのも写真と文字の組合せ、徘写の利点。解りにくい作品を前書きで和らげようと思います。あの山頭火翁も「前書きとは作者の生活である。生活と言う前書きのない俳句はありえない」。と申しております。(私の場合とは少々意味がずれておりますが‥‥お許しを)。
どこまでもどこまでも釈明‥‥。