地球の裏側に行ってしまった話
2016/2/7 俳写倶楽部定例会-80回 ※プリント用
地球の裏側に行ってしまった話
写真は川越駅東口の陸橋の写真です。
逆光が陸橋に面白い影を落としていたので、人物を外して影だけを狙って数枚撮ってみました。いずれにしても駅前は日中の混雑時、画角のどこかに人影が入ってしまうのは仕方のない事でした。
何時ものことですが、写真は撮ったがそれに添える句がなかなか出てきません。人気のない陸橋がテーマだったので、人の足が写った写真ではどうにも前に進まなくなった様です。ひと月ほど机の上にプリントは置かれたままでした。
それが昨日,プリントをじ〜っと眺めていますと、画面左上にのぞく二本脚がトコトコと歩き出し、ワンダーランドの白ウサギのごとく穴に消えてしまった?‥‥訳です。
ここまで来ると後の作業は非常に簡単で、写真のトリミングやら反転の作業も心楽しく、頭を下にして歩いているという地球の裏側まで、ちょっと小旅行してまいりました。