画像加工はその後で
2016/1/10 俳写倶楽部定例会-79回 ※プリント用
画像加工はその後で
十二月に入り、冷え込んだ早朝。
散歩道の灯台ツツジが、寝ぼけまなこを覚ますに充分なインパクトで、朝日を受け燃え盛っていました。
早速家に取って返しカメラを手に戻りましたが、この四・五分の間に、あたりは薄明かりの風景に戻っていました。それでも撮影した写真を画像処理ソフトで、輝くツツジを再現すべく加工をしてみたのですが、やはり二度と戻らぬ一瞬の光芒‥。そこそこで作業は中止致しました。
そこで反省
「俳写」は、写真だけでは成り立ちません。
ですから、このような光景に出合った場合、撮る事だけに専念するのではなく、光の興亡まで見届けそれを言葉にする余裕を持ちたいと思います。
「朝日からの伝言」が聴き取れ、良い句が得られたのかも知れません。
残念です。
● 霜降りて灯台躑躅(ドウダンツツジ)の暖かさ 尊晴
早朝の江川緑道/散歩道