俳写のツボ八(その3) 「見立て」という方法も
2015/11/1 俳写倶楽部定例会-77回 ※プリント用
俳写のツボ八(その3) 「見立て」という方法も
正月には富士の山と単純にテーマを決めたのが苦労の始まりで、地元から眺められる富士をあちこち捜し廻った割には、決定的な写真が撮れない日々が続きました。
「念じれば吉」…ふと、台所にあった帆立て貝、その貝殻にお山がクッキリとそびえ立っているではありませんか。
これを「献立」ならぬ「見立て」として、富士山を撮影しました。
日本の昔ながらの言葉遊びを利用した苦肉の作品です。
めでたし、めでたし。
● 冠雪の富士に見立てし帆立貝 尊晴
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