言葉を越え、変容する画像
2015/8/2 俳写倶楽部定例会-74回 ※プリント用
言葉を越え、変容する画像
ルネ・マグリットはベルギーの画家です。残念ながら回顧展の国立新美術館には行けませんでしたが、借りたカタログはしばらく私の枕元にありました。
講習会の題材として、マグリット風の俳写が制作出来ないかと、ページをめくってはそのまま眠りにつく日が多くなりました。
カタログの裏には、顏を隠したマグリット氏が指の隙間からこちらをうかがっています。何か私に言いたい事があるのでは?と、つい右手伸ばして、写真に握手してみました。
不思議な作品になりそうな気がして四、五枚、握手の写真を撮りました。
裏表紙の写真が俳写の素材になろうとは思ってもみませんでしたが、気の向くまま人物や青空の写真などを加工して、一句を加えます。
● 添える手のなにやらあやしマグリット 尊晴
この間、マグリット氏は日々変化してしまい、コラボレーションするはずの俳句が画像に追付きません。それも仕方ありません、なにしろ今回の俳写の対象はルネ・マグリット。
とっても、シュールな方ですから‥‥。
ルネ・マグリット René Magritte (1898〜1967年) シュルレアリスムを代表するベルギーの画家 (左)チラシ(右)カタログの裏表紙 |
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