はからずも
2015/4/5 俳写倶楽部定例会-70回 ※プリント用
はからずも
俳写倶楽部のメンバーの方々が、私のリハビリを兼ねた智光山公園でのお花見に連れ出してくれました。
天候も良く、満開の桜はもとよりレンギョウ、モクレン、コブシ等、季節の花々が一斉に咲いていました。私には八ヶ月ぶりの感激、激写撮影となりました。
四月二日は、高村光太郎の「レンギョウ忌」、その日を予定に入れていた訳ではありませんがたまたま二日がお花見当日で、公園のあちこちに山吹色のレンギョウが咲き誇り、巧まずして俳句写真の素材を提供してくれていた訳です。
● はからずも四月二日は連翹忌 (レンギョウキ)
俳写の素材は充分提供された半日でしたが、その割に右の句は、「アアそうですか、だからどうしたの?」といった「そうですか句」で終わってしまい残念でした。
しかし、今回の遊山は私にとって特別な日で、良い句が出来た出来ないと言うより、杖つきながらも郊外で俳写が楽しめたと言う事が大変嬉しく思えました。
不自由な人間に、お付き合いして頂いた皆さん、有難うございました。
MEMO
連翹忌「レンギョウキ」/高村光太郎(1883〜1956年)の命日4月2日。 彫刻家・詩人・高村光雲の子。
ロダンに傾倒。「智恵子抄」「ロダンの言葉」「典型」など