鹿と風鈴-62回
2014/8/3 俳写倶楽部定例会-62 ※プリント用
鹿と風鈴
暑い日が続きます。 例年この季節になりますと、地球の異常気象の話がもちあがります。寒くなればなったで異常寒波のニュースが話題を集めます。
暑い夏には、心頭滅却して俳写の世界に没すれば、涼しくなるとの事、この夏はこれで押し通すつもりです。もっともこの説を真に受けて、熱中症になっても、それはそれぞれの自己責任で願います。
西日差す三階に扇風機一台と、ペットボトル二本でこの作品を制作しているヘソ曲りが一人。
● 西日差す風鈴シカト鳴りもせず
シカトとは花札の紅葉の札の鹿がうしろ向きで知らん顔をしているように見えることから、その筋の隠語で、相手を無視することだそうです。「確と」は、はっきりと、という意味もあります。この場合両方にかけてあると考えていただくと嬉しいです。
暑さも忘れて花札を風鈴の短冊に貼付けるべく、加工してみました。
作品の出来栄えはいかがでしょう。
Sさんがシカトしている様に見えますが、ひょっとして気の弱い私の気のせいでしょうか?
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