一夜漬け俳写考-60回
2014/6/8 俳写倶楽部定例会-60 ※プリント用
一夜漬け俳写考
俳写倶楽部恒例のウオーキングが、当日は雨との予想で中止となりました。
ニュースでも例年より三日早めの梅雨入り宣言とか、例会会場の再設定など、幹事の皆様のご苦労がしのばれます。
となると、講師としての私は、例会用の「ワンポイント俳写」資料を制作し、印刷しなければなりません。楽しみにしていたウオーキング後のビールの乾杯イメージはどこへやら、あたふた撮り溜めた写真をためつすがめつしながら、急きょ原稿づくりとなりました。
会員の皆様も作品提出は私と同様かと、推察致します。
俳写の一夜漬けは、美味く漬かるか漬からぬか ・・・・。この恨めしい雨の様子はいかがかと外に出てみました。
烏が一羽・・・・私と同じ様に浮かぬ顏して電柱の上から雨空を見上げています。
俳写の「素材」はこの雨の中にありました。レンズに雨が降り掛かるのもかまわず、一写そして一句。
● 梅雨入りや浮かぬ烏の濡れ羽色
人間、追いつめられてもがいてみれば、何とか形にはなる様です。
俳写のつぼ/その八。一夜漬けOK。
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