散歩なぞ   《俳写・エッセイ》

2023/9/3  俳写倶楽部定例会-171回  ※プリント用  access 

 

散歩なぞ思いも付かぬ暑さかな


散歩なぞ 

 ß「お暑うございます。」と言った上品な領域は飛び越えております。
 今流行の言葉で言えば「メチャ メチャ暑〜い‼」でしょうか、新言語感覚の領域に入った暑さです。

● 散歩なぞ思いも付かぬ暑さかな    尊晴

 夕涼みがてら俳写でもひねってみるか‥、とは、とてもとても言い難い暑さが続いています。
 年寄りは無理をせず、クーラーの効いた部屋で過ごすつもりでしたが、そうもゆかぬ野暮用が出来、日中のお出掛けとなりました。
 やっとの思いで所用済ませた後、これも今流行の線状降水帯とかの積乱雲が、帰りの車を追い掛けて来るではありませんか。
 土砂降りはなんとかまぬがれましたが、どうもこの夏は、地球温暖化の波をまともに受け散々です。
 流行の波には乗りたくも無いと、腰の抜けた爺さんサーファーは言っております。



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