コロナ災と組み俳写 130 回
2020/4/5 俳写倶楽部定例会-130回 ※プリント用
コロナ災と組み俳写
こんなに長い間、コロナウィルス災に世界が振り回されるとは思いもしませんでした。
月一回開催していた俳写倶楽部の講習会は、今月四月の中止を含めて二回目の休講となりとても残念です。一日も早い終息を願うばかりです。
遠出もままならず、苔の箱庭にひこにゃん人形を配置して俳写写真を撮ってしのいでいました。
● コロナ災 蟄居モ久シ 庭ノ苔
尊晴
長引く不要不急の外出自粛で、とうとう俳写の素材不足に陥りました。
苦肉の策で前回使用の箱庭写真、天地をひっくり返して俳写制作する奇策を思い付きました。
● 借景に 荒ぶるコロナ 塗り込めん
尊晴
この作品では、作者は少々コロナウィルスに腹立ちを覚えている様子がうかがえます。写真一枚では立腹表現不足のようで、二枚の組み俳写となっています。コロナ君達に物申して二点も俳写制作したのですから、おそらくですが、近々彼等も矛を収めるはずです。
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