「俳写」の果て 123 回
2019/9/1 俳写倶楽部定例会-123回 ※プリント用
俳写」の果て
● 散歩道 そのひぐらしの 尽きるまで
尊晴
「そのヒグラシ(蜩)」が良いか「その日暮らし」、が面白いのか、ヒグラシにかかわる言葉遊びに悩み、決定出来ない日が続きました。それに加えて、下五の「尽きるまで」も「果てるまで」が良いのかこれも悩んでおり、第三者から見れば、お気の毒な御趣味ですナァ〜と思われたに違いありません。
それだけに、一応俳写として完成してみますと、悩みの分だけ愛着のある作品となり、
私製はがき
にこの俳写の図柄を流用してみたりしました。ついでに
栞
にも流用、
便箋
にもデザインを流用、さらには便箋制作データを、
メールのPDF
フオーマットにも使い回ししてしまいました。
いつの間にか今回の俳句写真は、最初の、詩の中に主題となる言葉を分解して重層化させる
「アナグラム」
を飛び越えて、多方面に展開された、
成り行き・マルチ俳写
と成り果ててしまいました。
※ アナグラム/言葉あそび
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