二つのイメージ‥‥118回
2019/4/7 俳写倶楽部定例会-118回 ※プリント用
二つのイメージ
椿が満開です。二十年程以前に椿の苗木がゴミと一緒に出されていました。その苗木は我家の狭庭で枝葉を伸ばし、高さも三メートルを超え今が盛りです。
椿の根元には、これも昔むかし子供達が夜店から持ち帰った金魚達の金魚塚。今ではその金魚の子孫が四五十匹今年もふ化して、貰い手を探しています。
この二つの思い出を一画面で表現出来るか、今月の制作テーマとしてみました。
(1)一輪挿しの花椿写真
(2)昔撮った蝶尾(金魚)の写真、を使用します。
● 花椿 散り行く先に 金魚塚
尊晴
二つのイメージを一画面に表現出来たのは、写真に備わる多重露光という機能が利用出来たからでしょう。
今回は、写真技法が先行で俳句を詠んでいます。俳句と写真を組み合わせた「俳写」の表現方法は、多岐にわたるものだと実感致しました。
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