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▼2012年5月
●母の像 数々ありて 右嗣展……1078 尊晴
▼2012年4月
●平安の酒杯重ねしチューリップ……1077 尊晴
●つかの間の花の移ろいハナミズキ……1076 尊晴
●浮遊する玉なす玉に浮遊して……1075 尊晴
●落花枝にかえらず……か……1073 尊晴
●酔漢の夢に散り入る桜花……1073 尊晴
●セシュウムを浴びて今年の花見かな…1072 尊晴
●積上げて積上げて足らぬ防波堤…1071 尊晴
●延命院抜けてだんだん坂の春…1070 尊晴
●三日ほど早きお山の花見哉…1069 尊晴
▼2012年3月
●土橋まで犬誘ってみる春の宵…1068 尊晴
●今日あたり地蔵櫻の一二輪…1067 尊晴
●彼岸会や数々の事アラベスク…1066 尊晴
●繰り返す波の飛沫と人の世と
懐手ここが思案のバルザック…1065 尊晴
●二度ばかり転げ見上げしウラミ富士…1064 尊晴
●紺碧の空いまいまし青海波…1063 尊晴
▼2012年2月
●にんまりと看取られて逝く仏かな…1062 尊晴
●忘備録もう一人の覚醒者……1061 尊晴
●アンディーや少女やらにも看取られて…1060 尊晴
●幸せのとなりに一つキャンベル缶……1059 尊晴
●今日の雲 …… ……1058 尊晴
●千年の教え虚しき二本足……1057 尊晴
●鬼筆を扱ひかねて墨は外……1056 尊晴
●障子紙 破れに破れ 障子紙…1055 尊晴
▼2012年1月
●雪道に記憶をたどり たどりして…1054 尊晴
●月並みさ風呂屋の富士よ梅嗤う…1053 尊晴
●枯れ草に記憶たどり たどりして…1052 尊晴
●ジュリアンの心惑わす蝶尾かな……1051 尊晴
●常の席にて 九日……1050 尊晴
●詩句抜けてこれからもヨロ相聞歌……1049 尊晴
●常の席にて 二日……1048 尊晴
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▼2012年5月
●常夏の潮間にボコボコ呼吸根 まこ爺
▼2012年4月
●場所取りの新入部員ひとり酌む・・・嘉
●幸せは何れの道や春の空・・・西尾
●仏桑花客も加はり家ア遊び マこ爺
●千年の 春を紡ぎて 神ならむ・・・コスモス
●襟首に無事の着地や猿の恋 まこ爺
●愚痴ひとつこぼして右折山笑ふ・・・貞心尼
●咲く花や我が世の春を歌いけり・・・西尾
●春待ちて 春の途中の 春名残り・・・コスモス
●花どきの墨堤めぐる人力車・・・嘉
●デイゴの花南の島に燃え残り まこ爺
●清盛の栄華を偲ぶ社かな・・・西尾
●束の間の夢から覚めし散るさくら・・・貞心尼
●石垣島マングローブの森深き まこ爺
●断わると怖かニャーねと馬鹿にされ・・・コスモス
●先客に相席いかがと誘われて・・・コスモス
●先客に場所を盗られて立ち休み・・・コスモス
●落花浴ぶ舞台は遠き青春のこと・・・嘉
●人生の舞台を飾る桜かな・・・西尾
●夕光の 流れに添いて 番鳥・・・コスモス
●病床の母に手鏡花明かり・・・・嘉
●椅子にはな 座れず立って ひと休み・・・コスモス
●時はいま春爛漫の花惜しむ・・・西尾
●酒一合腹は八分や花盛り まこ爺
●千年のさえずりのごとパガニーニ・・・貞心尼
●突風と豪雨に耐へて桜かな まこ爺
●大都会 新と旧とが 同居する・・・コスモス
●寺寺に辛夷満開谷中行く・・・嘉
●春の日に城のかわらの祝引き・・・西尾
●花巡る前に疲れて団子食ぶ・・・・嘉
●新しきことの始まる卯月かな・・・西尾
▼2012年3月
●豪雨となり止む無くお出かけ断念し…コスモス
●春嵐 予定と視線も 遮られ…コスモス
●犬ふぐり星の子供や歌ひをり まこ爺
●かんぞうの幼芽和へて酒浄土 まこ爺
●春風に誘わるるごと浄土かな……貞心尼
●早咲きの花の便りに心浮く……西尾
●仲良しの集ひし池や水温む・・・・嘉
●遅き春連翹食して桜待つ…コスモス
●早咲きの花の便りに心浮く……西尾
●土橋まで犬誘ってみる春の宵…1068 尊晴
●天からのショーが届いた春の夜に…コスモス
●今日あたり地蔵櫻の一二輪…1067 尊晴
●梅一樹里の坂道華やぎて まこ爺
●甲高き子らの賑はひ春の園 まこ爺
●喰われずに無事の開花や蕗のたう まこ爺
●来ぬ人を 待ちくたびれて はなの下…コスモス
●為せば成る 強き心に春が来る……西尾
●ま 一杯 独り手酌の舌に春・・・・たかを
●春彼岸あひたき顔のふたつみつ……貞心尼
●船戸御は昨日で終はりと春かもめ まこ爺
●春風や青鷺遠く眺めおり……西尾
●ヒマラヤ杉枯れ木の森に時めきて まこ爺
●里畑の馬酔木の花に痺れたる まこ爺
●止まり木に酔えずにこぼす寒すずめ…コスモス
●待ちわびた城の庭にも春の風……西尾
●花冷えし決まらぬ春が行き来する…コスモス
●ジュピターとビーナスの恋春の宵……貞心尼
●春眠を忘れて激し蟇(ヒキ)の恋 まこ爺
●君達も此処を棲み家と定めをり…コスモス
●帰らない人の数だけ春の花……貞心尼
●春の午後我が家にUFO不時着し…コスモス
●教え子の文目(あやめ)濃くして卒業す・・・嘉
●咲き初めし花や小鳥に誘われて…コスモス
●ありし日の記憶をたどる春燈……貞心尼
●目白来て顔をそむけて飛び去りぬ まこ爺
●UFOを見つけて目覚め雪の朝 まこ爺
●春の日にやんちゃな花にナンパされ…コスモス
●連れ立ちて世界らん展春寒し まこ爺
●積雪の重きに耐へて咲き続く まこ爺
●振袖に この香付けたや 映したや…コスモス
●紅梅の雨にもめげぬ開花かな まこ爺
●就活や苦い思いの雛祭り……西尾
●学び舎になごり雪ふる師への恩……貞心尼
●雪解道二重橋だよおっかさん まこ爺
●雪解けの道をたどりて二重橋 まこ爺
●冬の中かくも凛々しく立ちにけり…コスモス
●あながちに行かずも良しや春愁ひ・・・・嘉
●牛見えぬ冬の牧場にワンカップ まこ爺
●鬼婆が夜半に鎌研ぐ寒夜かな・・・たかを
●大雪で 俄地蔵に 指名され…コスモス
▼2012年2月
●裸木となりてなおある自己主張…コスモス
●ゆったりと雪を楽しむ下山かな……西尾
●見て飽かず来るやめじろのあまたたび・・嘉
●吹雪止み北の大地に雪浄土 まこ爺
●友逝きて 春の兆しも なきがまま…コスモス
●春ちかし 歩を止め君の 指が先…コスモス
●梅一輪湯島の園に人出かな まこ爺
●高度一万奥の細道雪の中 まこ爺
●しっぽまで愛はいっぱい春炬燵……貞心尼
●こんな世を実しやかに一抜けて…コスモス
●愛犬を引く足速む冬の暮・・・嘉
●退屈の中にどっぷり春隣……貞心尼
●瀬戸内の落輝の海に春を待つ……西尾
●昼の月 裸木千手に 招かれし…コスモス
●ふつふつと熱き心や寒椿……西尾
●北風の中にゲートの開きたり まこ爺
●冬木立いつもの道を無言にて…コスモス
●配偶者「無」に丸する二月かな……貞心尼
●板一枚 烏賊と鯵売る 8号線…コスモス
●お駄賃を貰ひ駄菓子や春の夢・・・・嘉
●恐竜の雪富士めぐり対峙かな まこ爺
●朽ち果てて なおも育む 親の愛…コスモス
●寂しさは軒端に掛かる氷柱かな……西尾
●辛抱の ごほうびこれは 余りある…コスモス
●春待ちのフロンターレのグラウンド…まこ爺
●独眼竜 未だ開眼せず梅を待つ たかを
●迷走中 神と仏の 道しるべ…コスモス
●さびしさの星透きとほる二月かな……貞心尼
●さまざまを モノクロにして 冬籠り…コスモス
●立春や寺家の里にて昼の宴 まこ爺
●春の波優柔不断にとどまらず……貞心尼
●多摩の子のかまくら造りに励むかな…まこ爺
●雪降るや河原の石の丸くなり・・・嘉
●うつくしい とばかりいえぬ 景色かな……コスモス
●しんしんと深山に積もる深雪かな……西尾
●われもまたさざ波となる二月かな……貞心尼
●江ノ島と初富士拝しワンカップ…まこ爺
●信濃路の湯煙隠す棚霞・・・・嘉
▼2012年1月
●枯すすき風にたはむれ川辺かな まこ爺
●一人抜け 日暮れ淋しき 冬焚き火……コスモス
●純粋で不純なるもの寒の紅……貞心尼
●慟哭の 怨みを覆い 下の下……コスモス
●セーターに海の匂いや深呼吸……貞心尼
●寒き夜は人肌恋し冬薔薇……西尾
●何事もお役目大事渋ハチ公・・・・嘉
●新年や外湯巡りぬ初湯より・・・・嘉
●難関を拓きてわが世の春を呼ぶ・・・嘉
●誰がためのメイクアップや冬の薔薇 まこ爺
●干からびて味わい深し冬日向……貞心尼
●どんど待ち天を見詰て達磨かな まこ爺
●青春のシュプールいまだ衰えず……西尾
●手土産は鳩ときざはし初詣 まこ爺
●猫好きにポテトスープのある霜夜……貞心尼
●白無垢の花嫁迎へ半世紀・・・嘉
●初詣今年もやっぱしワンカップ まこ爺
●冬の湯は心が和む薬かな……西尾
●初詣今年もやっぱしワンカップ まこ爺
●極寒や極楽と言い温泉に浸かる・・・嘉
●壬人のいやさか祈る初詣……西尾
●弁天に句の上達を初詣……まこ爺
●治地治水天昇龍……角兵衛
●新玉の光のどけし年の明け……西尾
●新春に世の平穏を祈りたり まこ爺
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