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●2012年4月
●平安の酒杯重ねしチューリップ……1077 尊晴
●場所取りの新入部員ひとり酌む・・・嘉
●夏の森猿攻めに遭い悲鳴かな まこ爺
●人生の僅かに残る夫婦道…角兵衛
●珊瑚垣ブーゲンビレアの島の道 まこ爺
●あぐら取る猫は重たき春炬燵 蝉海
●とぼとぼと寂しさ語る背中かな 正子
●花どきの墨堤めぐる人力車・・・嘉
●つかの間の花の移ろいハナミズキ……1076 尊晴
●アラスカに震災ボール泳ぎきり…角兵衛
●浮遊する玉なす玉に浮遊して……1074 尊晴
●三線の調べに乗りて牛車かな まこ爺
●傘をさす牡丹にしとしと雨やさし 蝉海
●今年また風格まして花まして…角兵衛
●落花枝にかえらず……か……1073 尊晴
●水牛に引かれてゆらり由布島へ まこ爺
●清々しく代わる家あり落椿 蝉海
●散りいそぐ花の命やあわれなり 正子
●落花浴ぶ舞台は遠き青春のこと・・・嘉
●一ひらり二ひら三ひら桜ちる 無情の雨に涙雨…角兵衛
●覗き見は駄目だとばかり花隠れ 正子
●酔漢の夢に散り入る桜花……1073 尊晴
●うぐいすを聞く間のラジオ畑のろし 蝉海
●眼差しの憂いの先に霞たつ 角兵衛
●セシュウムを浴びて今年の花見かな…1072 尊晴
●病床の母に手鏡花明かり・・・・嘉
●不忍の池の雀と花見かな まこ爺
●セシュウムを浴びて今年の花見かな…1072 尊晴
●晴れがまし花の都の天と地と 角兵衛
●春の池世界の和平祈りたり まこ爺
●春夕焼灯しに変わりテニスの音 蝉海
●放射線そんなの知らんおらが春 正子
●寺寺に辛夷満開谷中行く・・・嘉
●積上げて積上げて足らぬ防波堤…1071 尊晴
●春光に心も躍るマンボでも 角兵衛
●花巡る前に疲れて団子食ぶ・・・・嘉
●志ん朝も志ん生もいる谷中かな 正子
●呑む打つ買ふ何れを止めるか悩みをり 角兵衛
●延命院抜けてだんだん坂の春…1070 尊晴
●桜満つブランコとこころの空席に 蝉海
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●2012年3月
●花便り北へ届けよ風一陣…角兵衛
●ものの芽や天に祈りて戴きぬ まこ爺
●仲良しの集ひし池や水温む・・・・嘉
●一つ開く麗日の日記鈴蘭水仙 蝉海
●土橋まで犬誘ってみる春の宵…1068 尊晴
●南よりやっと届いた花便り…角兵衛
●今日あたり地蔵櫻の一二輪…1067 尊晴
●梅満ちてこどもの国に子らの声 まこ爺
●みちのくの枯れゆく松に思い馳せ 正子
●春疾風路地にぽたぽた白木蓮………蝉海
●鵜馴らしのバンジージャンプ肝試し…角兵衛
●「今日もまた値上げするよ」と御高札…まさお
●ものの芽の大地を割りて目覚めかな まこ爺
●彼岸会や数々の事アラベスク…1066 尊晴
●レントゲン相当悪いと言われたが・・…角兵衛
●春分の日に食べ足りぬ朱欒買う 蝉海
●船戸御は昨日で終はりと春かもめ まこ爺
●これがまあ仏も笑う自作本 正子
●ヌーディスト冬の畑に転がりて まこ爺
●里山に白ちりばめて野梅咲く…角兵衛
●将来は美人とならん木の芽張る…角兵衛
●菜の花がポッと筆置く草カンバス 蝉海
●放射能恐れ白梅はまだ蕾 まこ爺
●繰り返す波の飛沫と人の世と
懐手ここが思案のバルザック…1065 尊晴
●落ちてなを艶きそい合う椿かな 正子
●占は待ち人来る春うらら…角兵衛
●教え子の文目(あやめ)濃くして卒業す・・・嘉
●冬の園こどもの国にポッポかな まこ爺
●雨の間に梅咲く畑や切通し 蝉海
●二度ばかり転げ見上げしウラミ富士…1064 尊晴
●砂浜でダイヤを探す心地して 正子
●おみくじは待ち人来たらず宵の春…角兵衛
●積雪の重きに耐へて咲き続く まこ爺
●紺碧の空いまいまし青海波…1063 尊晴
●紅梅の濡れて泣きをりお春かな……まこ爺
●ミニチュアの雛やマスクの医者の笑み……蝉海
●我が家は男雛女雛も年をとり…角兵衛
●神宮の森をさ迷ひ雪見酒 まこ爺
●雪の森中国娘の声高き まこ爺
●無人小屋に伊予蜜柑売りて畑整う……蝉海
●春遠し開店休業江戸のまち…角兵衛
●あながちに行かずも良しや春愁ひ・・・・嘉
●裸木の映えて道路に踊るかな まこ爺
●天からの恵みか災か雪化粧 正子
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●2012年2月
●にんまりと看取られて逝く仏かな…1062 尊晴
●冴え返る木蓮と霜を喜べり……蝉海
●見て飽かず来るやめじろのあまたたび・・・・嘉
●奴凧大きく見ゆる子供の背…角兵衛
●除雪車にこてまり姫の追はれをり まこ爺
●忘備録もう一人の覚醒者……1061 尊晴
●梅仰ぎただいまの声聞く正午……蝉海
●湯島まだ梅はちらほら梅まつり まこ爺
●明日晴れか地蔵に問ひし梅日和…角兵衛
●冬の鳥富士を拝して札幌へ まこ爺
●静けさや時が止まりし囲炉裏端 正子
●アンディーや少女やらにも看取られて…1060 尊晴
●春山茶花散るまま囲ふ坂屋敷……蝉海
●早春を待ちくたびれて鍬を打つ…角兵衛
●愛犬を引く足速む冬の暮・・・嘉
●幸せのとなりに一つキャンベル缶……1059 尊晴
●路地の陽に朱き残り実春の雪……蝉海
●お揃ひの毛帽子の園児通り過ぎ…角兵衛
●いろり端幼き頃の語り草……正子
●開通をスカイツリーも祝ふかな……まこ爺
●今日の雲 …… ……1058 尊晴
●お駄賃を貰ひ駄菓子や春の夢・・・・嘉
●天上と地上の結節春の雲…角兵衛
●2月12Gate Bridge 開きたり まこ爺
●帰りきて冷暗寂寥我が家かな 正子
●千年の教え虚しき二本足……1057 尊晴
●里山の春のせせらぎまだ浅し…角兵衛
●姫椿真白き神に抱かれて まこ爺
●右斜め後姿がわたし好き…角兵衛
●立春や寺家の里にて昼の宴 まこ爺
●鬼筆を扱ひかねて墨は外……1056 尊晴
●吾輩も首長くして春を待つ 正子
●初雪の融けて激怒の現はるる まこ爺
●雪降るや河原の石の丸くなり・・・嘉
●障子紙 破れ に 破れ 障子紙…1055 尊晴
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●2012年1月
●マネキンの脚を届に参ります……角兵衛
●裸木の白き木肌に誘われて まこ爺
●信濃路の湯煙隠す棚霞・・・・嘉
●靴底の突如の剥離冬深し まこ爺
●舞い降りた枯葉魚に雪の皿 正子
●限りある命の灯り春の色……角兵衛
●雪道に記憶をたどり たどりして…1054 尊晴
●結はかれて白菜畑に待ち惚け まこ爺
●悴みて地蔵菩薩の旅の果て……角兵衛
●何事もお役目大事渋ハチ公・・・嘉
●新年や外湯巡りぬ初湯より・・・・嘉
●つかの間のメルヘン語る冬の空 正子
●月並みさ風呂屋の富士よ梅嗤う…1053 尊晴
●難関を拓きてわが世の春を呼ぶ・・・嘉
●枯れ草に記憶たどり たどりして……1052 尊晴
●高尾山富士を拝して初カップ まこ爺
●ジュリアンの心惑わす蝶尾かな……1051 尊晴
●山下りて初塩焼きの竹カップ まこ爺
●何事も叱られるのは理由があり……角兵衛
●この世界夢と現の境なし 正子
●飴切りやトントコトントコ初詣 まこ爺
●白無垢の花嫁迎へ半世紀・・・嘉
●荒波の社会を泳ぐ二十歳かな……角兵衛
●常の席にて 九日……1050 尊晴
●初珈琲片瀬のMcで目覚めたる まこ爺
●客待ちの犬もことほぐ松の内 正子
●詩句抜けてこれからもヨロ相聞歌……1049 尊晴
●極寒や極楽と言い温泉に浸かる・・・嘉
●大太鼓響く新年護摩祈祷……角兵衛
●初富士に歓喜の声や鳶の舞 まこ爺
●治地治水天昇龍……角兵衛
●初春や一富士だけの祝い酒 正子
●常の席にて 二日……1048 尊晴
●新春に世の平穏を祈りたり まこ爺
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