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ひぐらし-スナッ句集/2010年5
ひぐらし-スナッ句集/2010年5
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ひぐらし-スナッ句集/2010年2
ひぐらし-スナッ句集/2010年1
▼2010年6月
●静かなり蠅あふ向けに力石……911 尊晴
●席立たんハズレ馬券の降る前に……910 尊
●へそ曲がり 地上になるのは馬齢かな……角兵衛
●ひたむきな愛といふ花回廊……909 尊晴
●雨水を溜めて五月の煌きぬ  まこ爺
●ふし穴にひさご細工やへの用心……908 尊晴
●端っこに置かれっぱなしや梅雨に入る・・・嘉
●枇杷の実に蜂の痛みの蘇る  まこ爺
●祭り酒つまみは屋台の弾け豆……角兵衛
●涼しさを求め門前だんご食ぶ・・・・嘉
●さみだれや神木けぶる栃尾又……907 尊晴
●病める娘の贈りし酒の届きたり  まこ爺
●まちわびるランドもシーもなつやすみ……角兵衛
●五月雨が針の音して躑躅落ち……佳坊主
●勺の字がはずれる時代そそと咲き……前新佳宏
●見た目より味ほのかなり手榴弾……906 尊晴
●早苗田に雲の影をく午さがり・・・・嘉
●父の日やライオンブーツ所望せり……905 尊晴
●どくだみの花の八重子に一目惚れ  まこ爺
●水打てばうまそうであり力石……429 尊晴/再々
●十薬に一薬加え恋病……角兵衛
●食堂に人影のあり氷川丸  まこ爺
●水打てばうまそうであり力石……904 尊晴/再
●渋滞の排ガス吸ひてポピーかな  まこ爺
●手習ひをはじめんとする6(む)月かな・・・・嘉
●張りし田に藁屋映れる美山かな・・・嘉
●百年の潮風染みて赤レンガ  まこ爺
●バンコクの爆弾届くバナナ菓子……903 尊晴
●百年の歴史刻みて赤レンガ  まこ爺
●丸ポスト残る美山や風薫る・・・嘉
●獺祭魚(だっさいぎょ)旬の肴を並べます…902尊晴
●可憐さはお前に似てると世辞をいい……角兵衛
●健脚やいずれ馬脚の目白坂……901 尊晴
●メールに負けじ真心を伝へたき  まこ爺
●青嵐人の子なれば背中押せ……900 尊晴
●橋の上に雲のしかかる立夏かな・・・嘉
●樟脳の残り香纏ひ更衣……角兵衛
●芭蕉庵花はわずかに山法師……899 尊晴
▼2010年5月
●水ぬるむ畦のあたりの昼餉かな……898 尊晴
●緑児の十八年後を待つ身かな  まこ爺
●夏立つ日棚田に光あつまれり・・・嘉
●人生は喜怒哀楽の記憶帳……角兵衛
●方丈雪一色……897 尊晴
●雨傘を買へばからりと雲の峰  まこ爺
●くりやには大徳利や風薫る  まこ爺
●鬼筆の墨撥ね上げて五月尽……896 尊晴
●新入の人生行路船出せり……角兵衛
●花付けし野蒜を掘りて肴とす  まこ爺
●秀作は午睡枕の中ばかり……895 尊晴
●孔雀来て印度の犀と戯るる  まこ爺
●君影草名にふさわしき置きどころ……894 尊晴
●いつの日か子供は親の背を超えて……角兵衛
●万緑や化粧直して合掌す  まこ爺
●薫風やボトルキープのあたりより……893 尊晴
●春の雲空へ一刷け流れをり・・・嘉
●江ノ島に力一杯咲き尽くす  まこ爺
●新緑に見え隠れする赤い屋根……892 尊晴
●萩焼のぐい呑み選び夏初め・・・・嘉
●春惜しむデジカメ更新試写俳写  まこ爺
●母の日を半額にして花商い……891 尊晴
●金魚になって夕陽とたわむれし……890/再 尊晴
●五月晴れ胸いっぱいに空を吸ひ……角兵衛
●見つけたり急ぎ勇みて野蒜掘る  まこ爺
●鬼婆と暫しデートや深大寺  まこ爺
●アスファルト割りて竹の子のファイトかな…まこ爺
●草も木も梳いて武蔵野青葉風……889 尊晴
● 〇句●苦寺の躑躅の花盛り  まこ爺
●深大寺ゲゲゲの茶屋の大繁盛  まこ爺
●行く春や今日も仁王は怒りをり  まこ爺
●連休はシルバールームで動かざる……888 尊晴
▼2010年4月
●町中に雑木林を移しとり……角兵衛
●薪割りは影止められてフォトジェニック……887 尊晴
●季語無しも写真語れば良しかいな  まこ爺
●到来の和菓子早くもさくらんぼ……886 尊晴
●春不調天使の涙一滴……角兵衛
●砂埃たてて落ちゆく御柱・・・・嘉
●パレットに霧吹きかけて仕舞いけり……885 尊晴
●硬き地を割り たんぽぽの歓喜かな  まこ爺
●「濡れ落ち葉」言われもせぬが飯を炊く・・・・嘉
●新入は上の者には従いて……角兵衛
●花満ちて源氏の池の白みたる  まこ爺
●寝苦しき夢の残滓や忘れ雪……884 尊晴
●俳写ウオーキング予定記念切手発行ス……883 尊晴
●花の塵踏むや踏まずや戸惑ひぬ  まこ爺
●走り根に寄りて色なす花の屑・・・・嘉
●駆け登る凌雲閣の花見かな……882 尊晴
●新入生なかにはノッポもいていいさ……角兵衛
●無参拝なれども桜に涙かな  まこ爺
●海底の天使魚寄り来宮古島・・・・嘉
●強風に耐えて上野の桜かな  まこ爺
●うらおもてみせてひらかなちりぬるを……881 尊晴
●新入生まだなよなよと春の風……角兵衛
●春風に君も私もこけたまま……880 尊晴
●さいはての海渺々と夏きたり・・・・嘉
●取り敢えず酒とつまみの花の茶屋……角兵衛
●花ゆすら今朝一段と咲きふえし・・・嘉
2010年3月 
●BUN BUN BUN 言葉のまわりに BUN BUN BUN
……879 尊晴
●わたつみの秘めたる想ひ青岬・・・嘉
●ものの芽の天に祈りて現はるる  麻子爺
●一斉に水面めざすメダカかな・・・嘉
●連れ立ちてスローライフの夫婦道……角兵衛
●「沈黙の俳写八景」よろしくネ……878 尊晴
●焼鳥や知らぬふりしてワンパック  まこ爺
●春嵐ウサギの耳は総立ちて……877 尊晴
●ふじみ野に蜻蛉花火の乱れ打ち  まこ爺
●固雪(かたゆき)の溶けずにおかぬ日和かな……876 尊晴
●ネムルでないDVDの「俳写」ぞな……875 尊晴
●乙女らの袴めくりて炒めたり  まこ爺
●乙女らの袴姿に見惚れたり……角兵衛
●吉報はチューリップの向ふ側……874 尊晴
●梅八分トンボ情報青梅かな  まこ爺
●永き日のこころさらふや夕まぐれ・・・嘉
●狭庭とてモンドリアンと雪見酒……873 尊晴
●怨念の風に倒れて大銀杏  まこ爺
●うすべにを さして朝餉の 義母想ふ……角兵衛
●黄昏や又ひとり行く雪の人……俳句/雪中庵八世梅年 872 尊晴
●流氷のせめぎあう音オホーツク・・・嘉
●本年も無事で薬師に梅見酒  まこ爺
●親馬鹿の俳写許せよツーショット……871 尊晴
●一抹の落第不安我にあり……870 尊晴
●梅が香の一軒おきにと匂ひをり……角兵衛
●現人(うつせみ)に取り残されて雪の畑  まこ爺
●連中の足どりあやし花見坂……869 尊晴
●あたたかや燈籠中に眠り猫・・・・嘉
●目白来て顔をそむけて飛び去りぬ……まこ爺
●草々に冷えしたなうら摺りつ辞す……868 尊晴
2010年2月 
● 春麗らちょいと出でたる男かな  まこ爺
●海岸はほんのその先浅き春……867 尊晴
●春愁や歌声消えしわが母校・・・嘉
●先生の蕗の芽和へて一人酒  まこ爺
●三振の半生いやす春隣……866 尊晴
●晩節は写真に俳句にパソコンに……865 尊晴
●ウィンドウ中は見慣れぬVISTAかな……864 尊晴
●雪だるま暫しこの夜の命かな  まこ爺
● 折れるなよ折れるなよと冬落暉……863 尊晴
●朝練の走る子供のほほ紅し……角兵衛
●嫁姑やっとちかごろ解けはじめ・・・嘉
● 雪うさぎ読めぬ手紙を降り寄せて……862 尊晴
●切り株に竜の宿りて雪の畑  まこ爺
●大往生叔母の御霊は空に立ち……角兵衛
●春の雪融けて観音微笑ぬ  まこ爺
●夢の夜や箱根の宿の雪女  まこ爺
●雪うさぎほんの二日を見納めに……861 尊晴
●手をとりて見上ぐ雪像古希の旅・・・嘉
●冬の畑アート眺めてワンカップ  まこ爺
●生脚の雪にもめげず若さかな  まこ爺
●つかの間の雪もてあそぶたれそかれ……860 尊晴
● 震えつつ南天の実の置きどころ……859 尊晴
● 干し組のラインダンスは今見ごろ……角兵衛
●手入れ無き庭の紅梅咲き満ちぬ  まこ爺
●梵天のもみあふ勢子や息荒らし・・・嘉
●冬のリス蓄へ尽きて現はるる  まこ爺
● 春きちょるまっこと風が匂ふぜよ……角兵衛
● 初雪やそう遠からぬ寺の鐘……858 尊晴

2010年1月 
● 看板に偽りなし……857
●年重ね干支の巡りも早かりし……角兵衛
● 追いかけてカメラもどかし冬落暉……856 
●日向ぼこ鯱も目に入る天守かな・・・嘉
●寒牡丹燗番娘みつけたり  まこ爺
●冬牡丹平家の色に咲き満ちて  まこ爺
●春待つも恋の行方は風邪まかせ……角兵衛
●江ノ電にゆれて鎌倉冬牡丹  まこ爺
● 手遊びは暮れに暮れ行く途方哉……855
● バラモンの断食にして冬の鯉……854 尊晴
●異人館の時代を超えたるトンボかな・・・嘉
● ボンヤリと冬の日……853 尊晴
●鬼殺し干して上野に寒牡丹  まこ爺
●入り口は?問うた猿に教えられ…… 啓三郎
● 日数ばかり……852 尊晴
●寒稽古 気合もゆるむ 暖かさ……角兵衛
● シベリア発赤城を越えて空っ風  まこ爺
● まず咲くは二輪めでたし花の兄……851 尊晴
○ふる里へ続く大空鰯雲・・・嘉
○冬花火津軽りんごの明かりかな・・・嘉
●サーカスの虎の代わりに初詣……角兵衛
●植え込みの苔の青さや藪柑子・・・嘉
● 不調ならは色鉛筆で遊びます……850 尊晴
●古里の赤城下ろしに歓喜かな  まこ爺
●通勤はスーツとタイと走る汗……849
 写真&スペイン語俳句=アントニオ・デュウケ・ララ
●初詣皆の平穏祈りたり  まこ爺
●ワンカップ屠蘇と思ひてツーカップ  まこ爺
●末吉や結ぶ外れの梅の先……848 尊晴
●満月を空にうかべし初日の出……角兵衛
●初詣弁天橋に風強し  まこ爺
●糠漬けの瓶買い足してみる二日……847 尊晴
● 寅となり真水一杯去年今年  まこ爺