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2009年12月 ひぐらし-スナッ句
●ガサゴソと落葉の森を一人占め まこ爺
●香り無し吾がセンサーの故障かな まこ爺
●欅(けやき)枯る若さキープの強歩かな まこ爺
●残菊の色香に惑う心あり まこ爺
●香り無し吾がセンサーの故障かな まこ爺
●欅(けやき)枯る若さキープの強歩かな まこ爺
●残菊の色香に惑う心あり まこ爺
●鐘の音ぼんのうと聞こゆ大晦日……角兵衛
●しがみつくエッジ厳しき師走かな……846 尊晴
●しがみつくエッジ厳しき師走かな……846 尊晴
●雪吊をされて安堵の小松かな まこ爺
●積ん読の文学全集煤払う・・・嘉
●積み残す事柄もあり年の暮れ……845 尊晴
●渓谷のゆるき流れに落葉かな まこ爺
●日向ぼこ今日も雀と昼の酒 まこ爺
●Merry Christmas! まこ爺
●山下る人見送れば冬の月……844 尊晴
●マスターは生け簀のガラス拭いてくれ……843 尊晴
●バリウムを干して転げて十二月 まこ爺
●白壁の 紅葉写して 旅の宿……角兵衛
●片隅の Merry…… Merry Christmas!……842 尊晴
●行く秋や母似地蔵に叱らるる まこ爺
●走る師の着物の裏地師走色……841 尊晴
●嫁ぎゆく 娘の顔をまともには
見られずそっと 幸せになれよ・・と……角兵衛
●呑ん兵衛は酒こそ命この笑顔……啓三郎
●ヒョイと来てひょいと消えたる師走かな……841 尊晴
●枯尾花散らぬを競ひ華やげる まこ爺
花火 孔雀風…「芭蕉扇悟空も吹き飛ぶ野分かな」……角兵衛
●木枯らしの吹きおさまりて昼の月・・・嘉
●りんご風・・・「にぎる金初の祭りのりんご飴」……角兵衛
●冬瓜の顔撫でてみる三度ほど……839 尊晴
●土踏まず鍛えて健康ひとっ走り……角兵衛
●携帯にご無沙汰メール冬の薔薇 まこ爺
●母編みし靴下の穴繕はせ・・・嘉
●冬瓜や神には聞けぬ秘密あり……838 尊晴
●天高し皇帝ダリアの叫びをり まこ爺
●星空に御霊集いて踊りかな
句・まこ爺。写真・トンボ
●夢ロマン君のハートをねらい撃ち……角兵衛
●冬瓜に燈台を見て寝まりたり……837 尊晴
●大銀杏ビルを配して黄葉かな まこ爺
●夢ロマン君のハートを狙い射ち……角兵衛
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2009年11月 ひぐらし-スナッ句
●●サヨナラは思い出横町の風が云い……836 尊晴
●吾もまたあっといふ間や枯れ尾花 まこ爺
●高齢に入りても青し穴まどひ まこ爺
●寒に立つ富士は日本一の山……835 尊晴
●人込みの頭抜け出る熊手かな……角兵衛
●年越えのボンジョレ呷(あほ)り筑波かな まこ爺
●ボジョレーを過ぎて旅路は霧島へ……834 尊晴
●ふる里へ続く大空鰯雲・・・嘉
●良い夫婦皆々さんは福多し
「1122 373730 2904」……角兵衛
●彼方より二人娘や展示会 まこ爺
●献杯や父の命日寒からず……833 尊晴
●いろどりを そえて俳写の はながさき……角兵衛
●友待ちのメープルティーの喫茶かな まこ爺
●霊園にあまたの声や冬薊 まこ爺
●新蔵の瓦濃ねずしぐれゆく………832 尊晴
●ウオンテッド 整形をして 生計し……角兵衛
●秋深し乏しき蜜を吸ひ尽くし まこ爺
●木枯らしの止んで葉影も落ち着けり・・・嘉
●熟れ熟れてひよの上戸を待つ実かな まこ爺
●楽しみはひぐらし集うフォトブック………831 尊晴
●一目散蚤の市場や秋の末 まこ爺
●西湖一望狭庭之夢………830 尊晴
●西湖一望………829 尊晴
●ワンカップまつりの終いはこんなもの………828 尊晴
●俳写やる! いしの固さを 確かめり……角兵衛
●廃屋の庭隅を占め杜鵑草・・・嘉
●荒磯に鳶を気づかひワンカップ まこ爺
●日々俳写だらけ………827 尊晴
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2009年10月 ひぐらし-スナッ句
●恋文を集めてあやしからす瓜………826 尊晴
●修行中仏の道も携帯で……啓三郎
●はてさてなインターネットでぼけ封じ……啓三郎
●たて髪となりてすすきの果つるかな まこ爺
●席空けて人待つ指にひねり文………825 尊晴
●いざよいや探しあぐねし六ペンス…823 尊晴
●その先に確か千草といふ酒肆(しゅし)が…
…823 尊晴
●眼検診終へて珈琲安堵かな まこ爺
●野暮用を済ませて常の散歩道……822 尊晴
●釣り人の去りて川面や秋夕焼・・・嘉
●働きてはたらきてフト秋が過ぎ・・角兵衛
●秋草を眺めて丘にワンカップ まこ爺
●浅紅葉 三枚ほどの 日数かな……821 尊晴
●ふかふかの山毛欅林歩く秋の色・・・嘉
●久しぶりダリア娘を愛でにけり まこ爺
●あやめ祭 影の薄さよ 俳写展……820 尊晴
●娘の平穏オクラの花に祈ります まこ爺
●ぼんやりと無事是貴人の法話かな……819 尊晴
●鱗雲見ている老いや介護棟・・・嘉
●浅き夢 色は匂へど 散りぬるを……818 尊晴
●コスモスや台風一過に案じらる まこ爺
●駈けし子の頬なでをりし秋桜・・・嘉
●子ら作る案山子の名前ちびまるこ・・・嘉
●野分あと 倒れた植木 そっと立て・・角兵衛
●蕎麦の花町田の里に白き風 まこ爺
●舞姫の泣きそうな顔 団子坂……817 尊晴
●日向路に弥生の御霊燃え盛る まこ爺
●頂に蝶をかざして紫苑かな まこ爺
●身の秋を計るに重き徳利哉……815 尊晴
●フーテンの 風が身にしむ 秋の旅・・角兵衛
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2009年9月 ひぐらし-スナッ句
●フーテンの 風が身にしむ 秋の旅・・角兵衛
●月見寺ホット出くわす三頭火……814 尊晴
●一人だけ白きをまとひ死人花 まこ爺
●町おこし子らの作りし案山子立つ・・・嘉
●客多し 高尾の山で 見得をきり・・角兵衛
●恐竜の吐息の変化曼殊沙華 まこ爺
●山門の朱より赤き紅葉とか………813 尊晴
●我が家にも 政権交代 祈ります・・角兵衛
●百万本燃えて林の彼岸花 まこ爺
●青首は斜に斬られて孤独なり………813 尊晴
●敬老日 花かんざしで 華やぎて・・角兵衛
●孤島………812 尊晴
●夕焼けの その又上の 曼珠沙華・・角兵衛
●三線に和太鼓聞こゆエイサアかな まこ爺
●祝きたより軒に一輪遅れ花………811 尊晴
●田仕舞の煙のこして陽の沈む・・・嘉
●かなかなや野生の眼みな濡れて……無一
●秋の雲天の階段登りたし まこ爺
●秋ダネェ… アァ、モウ飽キタネェ………809 尊晴
●公園の会話つくづく身に沁みて………810 尊晴
●揺るる葉にしかと爪たて蝉の殻・・・嘉
●風の盆こねてのばして蕎麦の爺 まこ爺
●龍神の効力利かぬ日に歩き・・角兵衛
●空蝉といふ言の葉の形して……807 尊晴
●サロベツの干草ロール雲の峰・・・嘉
●鶏冠を揺らす風なし日を歩く・・角兵衛
●秋風の路地裏あたりはぐれけり……806 尊晴
●堪へ切れず峰に向かひて夏の果て まこ爺
●かなかなの 声をつまみの 一人酒・・角兵衛
●湧水をボトルに詰めて夏の山 まこ爺
●もっとパワーを…………805 尊晴
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2009年8月 ひぐらし-スナッ句
●「山の手線ドアー閉まりま〜す」秋風の…804尊晴
●室堂に珈琲タイム夏の山 まこ爺
●見え隠れ ひまわり畑 子らの声・・・嘉
●上高地河童橋にて深呼吸 まこ爺
●第三回ふじみ野俳写コンテスト……803 尊晴
●鼻つまみ 真似する子らや 白き網・・角兵衛
●江ノ島に憂さを晴らして麦酒かな まこ爺
●雲助もひと太刀浴びて婆娑羅雨……802 尊晴
●頬っかむり取っていただく土産です……801尊晴
●水煙を浴びて黒部に夏惜しむ まこ爺
●夏が暮れて行くよ……800 尊晴
●夜店の灯波郷ひと山値切りたり……無一
●天地人 愛ありとても 地はらう・・角兵衛
●泣きそうな顔して戦闘機……799 尊晴
●声高に咆えるものあり秋暑し……無一
●有り難くゴウヤ畑の蟻までも……798 尊晴
●引籠る諸行無常の残暑かな……無一
●蝉時雨打たるるままに蝉時雨……797 尊晴
●仏石娘の快復祈願かな まこ爺・・角兵衛
●主なく ブランコ揺れて 盆明ける
●ぼうふらを撒いて花立て洗いけり……796 尊晴
●ぎん色に流れ果つるや花火かな・・・嘉
●いかずちやそっと見上げる寅次郎……795 尊晴
●空ろなる 眼窩の奥の 蟻地獄・・角兵衛
●みちのくの天突き上げし立佞武多・・・嘉
●ワビサビは拾うものよと眼が砂金……794 尊晴
●江ノ島に臍出しギャルの闊歩かな まこ爺
●荷葉酒に太古の香り蓮の花 まこ爺
●古里や竜に巻かれて戻り梅雨 まこ爺
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2009年7月 ひぐらし-スナッ句
●Zi…Zyi―――と蝉に小便かけられて……793尊晴
●亀、踊れ子どもも踊れみんなして……792 尊晴
●何やらが何やら陰で蠢きぬ……無一
●結局は尻ハタイテ帰る……790 尊晴
●いたずらの風に戸惑ふ阿波踊り・・・嘉
●先祖より草食系や戻り梅雨 まこ爺
●芸術は 爆発だと ゴヤももいい……角兵衛
●旧友の たびたつ夜や 遠花火・・・嘉
●蓮の葉に清き吐息を見つけたり まこ爺
●ふと見せし嫁入り狐の涙かな……789 尊晴
●雨雲のどこぞ漏れてか蝉の声……788 尊晴
●古代蓮唇あけて歌ひをり まこ爺
●日盛りに シャワーせがみて 芸をせり……角兵衛
●アポロンのダイヤのリング捧げたし まこ爺
●冷コーヒーまたぞろ最後の客となり……787 尊晴
●初蝉やアポロン頭上御神託……786 尊晴
●鳴り渡るじょっぱり大太鼓夏祭り・・・嘉
●蝦夷梅雨や奇岩の揺るるバスの旅 まこ爺
◎----蛙 義眼洗う 暑さ……785 尊晴
●夕涼み世界を巡る夢の中・・・嘉
●泳ぎをる メダカの数は 約とつき……角兵衛
●夕涼み倶利迦羅紋紋江戸小紋日……無
●金魚塚おぼしきあたり梅雨の明け……784 尊晴
●積丹に浜昼顔の笑顔かな まこ爺
●徘徊や今日はどこまで行ったやら……783 尊晴
●応援輪 団結大声 甲子園……角兵衛
●暑気中りただ漂ひて月曜日……無一
●ほろ酔ひぬ試飲試飲のNikkaかな まこ爺
●思い出の積丹ブルー梅雨晴れ間 まこ爺
●オジサンは砂金探しと言い兼ねて……782 尊晴
●砂金より ルビーが好み 妻愚喋る……角兵衛
●試みは俳画写真と夏落輝……781 尊晴
●ほつれたる青いシャツ着て砂金採り……780 尊晴
●緑陰に弁当ひろぐサラリーマン・・・嘉
●こぶつきの アラフォー婚活 色模様……角兵衛
●ほつれたる青いシャツ着て海見てる……779 尊晴
●マスカラを つけて原宿 半夏生……角兵衛
●薬師池浅沙の花のツーショット まこ爺
● 不在也自家薬篭中の小物達……778 尊晴
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2009年6月 ひぐらし-スナッ句
●紅うつぎ すそ野の雨を 花にうけ……角兵衛
●梅雨最中身をよじらせて燃ゆるもの まこ爺
●夏の来て 水浴び見遣る 児の羅漢・・・嘉
●鎌倉や梅雨の階(きざはし)踏み締めて まこ爺
● 不在なる神これまでもこれからも……777 尊晴
●新緑に 日陰をもらふや 羅漢さん・・・嘉
●花栗の香に誘はれて歩みをり……まこ爺
● 父の日は 電話メールもなく 寂し……角兵衛
●人も来ぬ梅雨の小径をさ迷ひぬ まこ爺
● 寝不足はデ・キリコの斜光ゆえ……776 尊晴
●緑さす ビルの谷間や 手弁当・・・嘉
●晴れでなく 曇りでもなく 夏至となり……角兵衛
●血圧の高き低きや花石榴 まこ爺
●御同役 今日はどうです 夜釣りでも……角兵衛
●梅雨曇り干潟のウサギ悪だくみ……無一
● 「桜桃」と書いて閉じたよ束見本……775 尊晴
●梅雨晴れや天下泰平何もなし……無一
● 桜桃の種をあてなく吹きにけり……行き暮れて4景より 尊晴
●睡蓮の おのが白さや 水鏡・・・嘉
●睡蓮の 池心ひとつ 紅のさす・・・嘉
●野の墓の荒れて十薬咲き誇る まこ爺
●刈られても今年咲く路地あやまたず……773 尊晴
●揺り篭に 鎌たたみをり 初夏の風……角兵衛
●一刻の すすき茂れる 午睡かな……角兵衛
●水無月の風ゆっくりと吹き抜けて……772 尊晴
●青芦の 風に釣り人 垣間みゆ・・・嘉
●十薬も 効かぬひとつの 恋病……角兵衛
●板書してにわか講師の途方かな……771 尊晴
●松の芯雄叫び上げて立ち上がる まこ爺
●紫の 風ながるるや 花菖蒲・・嘉
●卯浪跳ぶ 利尻の富士は 揺るるかな……角兵衛
●松風や師が褌をさやさやと……770 一太
●生家にも飛燕の住みし母の声 まこ爺
●さみだるる美しきものあるがまま……無一
●小判より 愛が欲しいと しらんぷり……角兵衛
●うんちくと汗かきまわしめぐる夏……769 尊晴
●入力も出力もせず風渡る……768 尊晴
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2009年5月 ひぐらし-スナッ句
●心して老化は静かに歩きましょう……767 尊晴
●茄子ひとつ つたわる重さ 鼻高し……角兵
●「ひなげしの花」に目覚めて起床かな まこ爺
●鈴蘭に小さき音のあり夢の中・・・嘉
●K君のスナップ球の張りの無さ……766 尊晴
●蟻の来てじゃがたらの花人となり まこ爺
●そっと切るシャッター音の高さかな……765 尊晴
●千円は かすれて見えぬ 夏の富士……角兵衛
●只今思考停止中……764 尊晴
●児の手には 親の手重なり 祭り山車・・・嘉
●踊り草八木節音頭聞えたり まこ爺
●お復習す植物図鑑夏の巻……無一
●異国には 侵略させんと 戦い候……角兵衛
●嗤っているのかも知れない羅漢……762 尊晴
●ライオンの瞳の優し春の園 まこ爺
●あをあらしせなおされつゝくだるさか…761 尊晴
●二日ほどめくらずにおく暦かな……760 尊晴
○鈴蘭に小さき音のあり夢の中・・嘉
●この天下 桔梗にあらず 桐にて候……角兵衛
●ハンメルのネズミにならむ江戸囃子……759 尊晴
●愚美人に 会うて紅く なり候…角兵衛
●(2009)鈴蘭の あるなしの音 風に乗り・・嘉
●(2010)鈴蘭の あるなしの風 揺れてをり・・嘉
<忌野清志郎追悼三句>
●逝っちまって忌野清志郎五月……無一
●忌野を五月の風となりて逝く……無一
●忌野の多摩蘭坂は初夏の雨……無一
●母の日の彼の世の母に報告す まこ爺
●連休や骨まで遊べ舌平目……758 尊晴
●夏立てど斑に寒し旅鴉……無一
○鶯や高尾の山に谷渡り まこ爺
●山笑ふ高尾の山にワンビール まこ爺
●38周年 我が家に昔の 藤娘……角兵衛
●うぐいすの 声を背負いて 山路ゆく…角兵衛
●山路ゆく うぐいすの声 先々に…角兵衛
●連れ添ひて結婚記念楠若葉 まこ爺
●まなうらを走る五月の熱きもの……無一
●新緑や 箒もしばし 休みをり・・嘉
●すずらんや 小さき風に そっと振り…角兵衛
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2009年4月 ひぐらし-スナッ句
●観音の慈悲に甘えてワンカップ まこ爺
●不精髭 惜しみあの春 就職す……757 尊晴
●行く春を惜しむ芭蕉の不精髭……無一
●葉桜は 帽子まだらに 影落とし……角兵衛
●青葉風 君ハ十七歳 四カ月……756 尊晴
●春昼や天より来るものの声……無一
●古池やおたまじゃくしののの字かな……755 尊晴
●東京へ 呼ぼうと騒ぐ 五輪かな……角兵衛
●菜の花の黄色纏ひてかくれんぼ まこ爺
●はなのもと老兵やはりこけたまま……754 尊晴
●春眠や 鐘の音一つ ひびきけり・・嘉
●孫おもふ 夏めく風に 泳ぎをり……角兵衛
●胸騒ぎやはりこけたる花の元……753 尊晴
●頑固面 心暖か 初夏の風……角兵衛
●面前に鋭き悲鳴!春の夕 まこ爺
●巡る世に壺いやいやと現わるる……752 尊晴
●草餅の ほっぺを軽く 突きけり……角兵衛
●親バカもデビューしておりよろしくと…751 尊晴
●山に咲き 散る花土に 空と雲……角兵衛
●日本に生まれて今日の桜かな まこ爺
●葉桜や見覚え顔に会釈され……750 尊晴
●藍染めの 暖簾を揺らす 青田風・・・嘉
●曲玉の 出でし古墳や 花菜染む・・嘉
●縄文や 卑弥呼の庵 弥生かな……角兵衛
●働かぬ日もありて雲野に遊ぶ 無一
●六六や薬師の池に花の雲 まこ爺
●巾着の口を開ければ花の宴……角兵衛
●海棠に 小鳥来ている 昼下がり・・・・嘉
●好日 なれど 歯痛……749 尊晴
●墨堤の花より酒や同窓会 まこ爺
●花狂騒上野の犬のをかしくも……無一
●寺守を辞めて阿修羅は花の下……748 尊晴
●街道は 春昼の徒歩 二里三里……無一
●泣きそうな海陽炎の向こう側……無一
●共に咲き 枯れ果てるまで 夫婦花……角兵衛
●さりながら花は阿修羅の上野かな ……無一
●春の日が 未だ来ぬかなと 片目あけ……角兵衛
●ワンカップ ほんのり染まる 花見かな……角兵衛
●踊ってもよろしいでしょうかこの春に……745 尊
●托鉢の 鉢に散りこむ 桜かな・・・嘉
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2009年3月 ひぐらし-スナッ句
● かたくりは 気恥ずかしげに 俯きて……角兵衛
●鳥の来て桜の花と戯れぬ……まこ爺
●ホトケノ座 犇きあひて 畑かくし……嘉
●石の道割りて野蒜の萌えてをり……まこ爺
● 点鐘し俳写卓話の始まりぬ……745 尊晴
●へのへのの 文字を書きそな 土筆かな……角兵衛
●春風にさかしら顔も盗まれて……744 尊晴
●しだれ咲き 先の先まで 小米花……角兵衛
●カンゾウの若芽和ふれど無念かな まこ爺
●紅させば・・・556尊
●着陸も させてはくれぬ 春の風……角兵衛
●子らの顔 浮かべつ蓬 摘みにけり・・・嘉
行く末の 希望を渡る 春の海……角兵衛
●落丁の白つくづくと不在なり・・・417尊
●白木蓮莟弛めて風の中 まこ爺
●白連や 気高き姿 天を向き……角兵衛
●母植ゑしさんしゅゆの花招きをり まこ爺
●ごうごうと芽吹きの兆し欅かな まこ爺
●梅が香を 衣にまといて 涅槃かな……角兵衛
●磨かれて 磨かれて 春まつり……行き暮れて38景
●線香も ただよう香り 菜の花も……角兵衛
●ひぐらしの友を拝顔春きざす まこ爺
●ほんとふの事言って椿ころげ落ち……743 尊
●春きざす平和の使者のお出迎え まこ爺
●鐘つきも 無人ハイテク 春の刻……角兵衛
●早朝はロゼッタストーンの孤独……742 尊
●トボトボと 門前払いの 春の坂……角兵衛
●梅浄土薬師の池にワンカップ まこ爺
●接岸の 流氷風に 軋めけり・・嘉
●花盛り チラシに動く 旅ごころ・・・嘉
●残り雪 鳥の足跡 チョンチョンと……角兵衛
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2009年2月 ひぐらし-スナッ句
●海界の秘密漏らせよその口で……741 尊晴
●硬き地を割りて彼の世の使ひかな まこ爺
●盆栽の 梅の香渡る 路地の露地…角兵衛
●不即不離 雪富士仰ぎ昼の酒 まこ爺
●寒行を 終ひて足も 軽きかな・・・嘉
●平安の 歴史を飾る 雛の宴…角兵衛
●梅一樹森の光を集めたり まこ爺
●梅の香に思い起こせよ長子の名……740 尊晴
●浅草に煮込み通りや冬ぬくし まこ爺
●わが町に 迎える笑顔 春をよび…角兵衛
●冬の海止めし高炉の消えており まこ爺
●花の命は短くて…よろし……739 尊晴
●枯蘆や 一叢動き 鳥のたつ・・・嘉
●凍らぬかまだ凍らぬか袋田滝(ふくろだたき)に……738 尊晴
今だ凍てぬは山姫の恋
●あめひには かさにもならず ふきのとう…角兵衛
〇72景グラス・グラスで祝ひ酒 まこ爺
〇グラス上げグラスを干して幕となり まこ爺
●しらさぎの城を仰ぎてワンカップ まこ爺
●きゅうこうや とりちらばりて しもばしら…角兵衛
●豆撒けば生きた心地の声も出て……737 尊晴
●降灰や古里浅間のプレゼント……まこ爺
●釣り糸を たらし動かず 冬の沼……嘉
●冬空に平和の誓い託すかな……啓三郎
●鉾おさめ日の丸上げて踊る春……736 尊晴
●ほだへりて ぬくもりありて はるちかし・・・嘉
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2009年1月 ひぐらし-スナッ句
●●雪富士に世界の和平祈りたり まこ爺
●草もみじ 伴に歩んだ 夫婦路……啓三郎
●話し尽き窓のみぞれに目をやりぬ……735 尊晴
●ぼんのうを ぼうきゃくせむと はつまいり……角兵衛
●暮早し また明日ねと 契りかな・・・嘉
●日の本の大和の神に祈りたり まこ爺
●水底の歌はなにやら相聞歌……734 尊晴
●逆境にめげず歌ひて水仙花 まこ爺
●馘首までジャストインタイム!流石なり…733 尊晴
●はきぞめもしょぎょうむじょうにすべはなし…角兵衛
●修治君共に呑める日待ってるぜ まこ爺
●差し歯抜け七草粥で餅の味……732 尊晴
○せり…………競り喰うを
○なずな………ながめて
○ごぎょう……ござる
○はこべ………歯の抜けて
○仏の座………仏の
○すずな………すねに
○すずしろ……すがり泣くまじ
●指先で 測るが如し 春を待つ……角兵衛
●伊豆の旅一期一会の歌の宴 まこ爺
●人日や 先に逝くなと 燗を注ぎ……角兵衛
●行き暮れてメビュウス帯を撫でにけり……731 尊晴
●あいさつの 口も重たき 寒さかな・・・嘉
●あわゆきの酒旗につもらぬうちに辞し……729 尊晴
●寒入りて 飛び出す息の 白きけり……角兵衛
●失せ物の次々と出てすす払い…東入間/俳写71 尊晴
●お正月トビとカラスの和平かな まこ爺
●御降りの 参道清め 比叡山・・・嘉
●鐘の音 音の重なり 去年今年・・・嘉
●初春や 親子つれづれ 二年坂・・・嘉
●出来ずとも本来無一物……728 尊晴
●山里に神楽ばやしの二日かな まこ爺
●彼の事を堅く誓ひて初詣 まこ爺
●はつひのでとねのかわもにゆらめけり……角兵衛
●お地蔵に和平を願ひ初詣……まこ爺
●お鏡や母のかかとのつつましき……貞心尼
●初春や老体鍛へ突っ走る……まこ爺
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