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ひぐらし-スナッ句集/2007年12月
ひぐらし-スナッ句集/2007年11月
ひぐらし-スナッ句集/2007年10月
ひぐらし-スナッ句集/2007年9月
ひぐらし-スナッ句集/2007年8月
ひぐらし-スナッ句集/2007年7月
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ひぐらし-スナッ句集/2007年3月
ひぐらし-スナッ句集/2007年2月
ひぐらし-スナッ句集/2007年1月
2007年12月 ひぐらし-スナッ句
●カゼガボクノカゲユラシテイッタヨ……516尊晴
●枸杞熟るる枸杞酒飲めば元気かな……まこ爺
●落葉酒母似地蔵に叱らるる……まこ爺
●年の暮れ安物酒を買って呉れ……まこ爺
●宝くじ又、取り出して見入る貧乏人……515尊晴
●穴八幡 人の背拝む 冬至かな……無一
●お守りの 力あらたか 冬の雨……無一
●あなおそろしや 一陽来復 願う衆……無一
●人の波 本殿までは 行き着かず……無一
●宝くじ又取り出してみる貧乏人……514 尊晴
●電飾の聖樹を偲びクリスマス……まこ爺
●ツラクテモ メリークリスマス……513 尊晴
○くつろげぬ新美術館年暮るる………まこ爺
○シクラメン紅葉の森に狂ひ咲き………まこ爺
○カラコロと枯れてアヤメの歌ひをり………まこ爺
●これがまあ夢のカケラよ捨て置かん…512尊晴
●つつがなく今年も往くか枯れ菖蒲……無一
●照る紅葉硝子障子に踊りを…… まこ爺
●この辺りに一行詩………511 尊晴
●荒びたる心は哀し雪遊び………510 尊晴
●柿の種中に観音おはしたり……まこ爺
●ジェームスや流れて何所へ行く年ぞ……無一
●ジエームスも質に首置く年の暮れ…509 尊晴
●目覚めてみれば元の木阿弥……無一
●パンはパン喰えぬ句なれどパンはパン…508尊晴
○開眼の予感確かや虎落笛……まこ爺
●建長寺紅葉浄土に拝したり……まこ爺
●バッハでもモーツアルトでもなく冬の音…無一
●ほんにまた片腹痛き忘年会……無一
●我一人にあらずや落葉踏む音……無一
●ギヤマンの瞳の奥のネオン哉……507 尊晴
●吹雪の音に 寝もやれぬ夜……無一
●風雪の闇つん裂きて白い朝……無一
●雪が…
赤い雪が…
飲み残したアブサンの
赤が  
降る………506 尊晴
●冬の蜂蘂(しべ)にすがりて動かざる……まこ爺
○師走町イルミネイション光だす……ひさご
●雪が… ……505 尊晴
●裸木の背をなでていく柔き雲……<無一>
●裸木と なりて高層 ビル露は……嘉
●六本木 ビル林立や 秋の雲……嘉
●仏法僧 木立の奥に かすかなる……嘉
●空青し 湖も紺碧 紅葉山……嘉
●何も無し前途を笑う冬の雷……無一
●五百里塚過ぎて尊氏は虫の息……504 尊晴
○化粧して 姿美し 秋模様……ひさご
●錦着て時空見上げる浜離宮……海坂藩士
●蜘蛛の囲にはまりて紅葉もがきをり……まこ爺
●空咳に娑羅の実らしき一つ落つ……503 尊晴
●そぞろ寒 ビルがビル呑む 異空間……尊晴






















2007年11月 ひぐらし-スナッ句
●手をつなぎさざんかの道駆けた頃……海坂藩士
●デジャビューか冬の上海紅き旗…502 尊晴
●めざし彫り熱燗汲んでほくそ笑む……海坂藩士
●俳句界 柱の陰で 水割りを…501 尊晴
●一条の光に燃えて紅葉立つ……海坂藩士
●暮れる秋デジャビュ悲しファインダー…海坂藩士
●握手してソレジャア又ナと池袋…500 尊晴
●夢の世や箱根の庭に紅葉酔ひ……まこ爺
●うたかたのうき世にゆるる落葉かな……まこ爺
○秋の日に姿をさらす枯れ葉かな……ひさご
●魅惑のペルシャ酒姫…499 尊晴
●そぞろ寒都会飲み込む枯葉かな…498 尊晴
○千歳飴 翁と鶴亀 姿消し……ひさご
●そぞろ寒都会飲み込む都会かな…497 尊晴
●地底より御霊の声や彼岸花  まこ爺
●夕紅葉見知らぬ人と愛でにけり…496 尊晴
●鶏頭の絨毯しきて山辺かな……まこ爺
●かぐや姫きっと棄て児で薄命で… …495 尊晴
●行く秋を惜しむでもなし土手に座す…494 尊晴
●すでに紅葉 天幕の果て
 それ、その紅き酒飲み干さん
 今日一日の
 命うれしと…493 尊晴
●秋天に炎の舞やピラカンサ……まこ爺
○ 初心者と 思うなかれ この点茶……ひさご
●とりあえず寄ってたかって俳写展…492 尊晴
●熟れ熟れて鬼灯昼の灯かな……まこ爺
●一抹の不安集めしツメレンゲ…491 尊晴
●重ね置くマユゲオモトとハゼの鉢…490 尊晴
●奥只見湖底を偲び紅葉酒  まこ爺
●追う指は大文字草ストローク……489 尊晴
○ 縄張りを 独り締めする……川鵜かな
●八海山ゴンドラ出れば冬隣り……まこ爺
●jazz懐かしHAIKU無し……488 尊晴
●酔ひどれや越後湯沢の秋の朝……まこ爺
○秋空に 舞う飛行機の 描く雲……ひさご
●猩猩となりてトリオの秋の旅……まこ爺
●欠落は欠落として秋の詩……487 尊晴





































2007年10月 ひぐらし-スナッ句
●風にゆれあやうき着花秋の蝶……まこ爺
●冷えた月 もう一人程 斬れそうな…486 尊晴
●白馬入盧花……485 尊晴 三上邑渓/書
●秋の夕ダリア地蔵に祈りたり  まこ爺
●まちおこし大儀に疲れ花の元……484 尊晴
●昼の酒桜紅葉を肴とす……まこ爺
○ギャル連れておくのふぉと道俳写行……まこ爺
○連れ立ちて余裕の笑顔秋うらら……まこ爺
○尊晴翁秋の上野に激写かな……まこ爺
●解らないと言う事が解った今日の空…483 尊晴
●枝先へ守衛配して冬桜  まこ爺
●コスモスの丘に登りて昼餉かな  まこ爺
●秋風鈴一っ鳴りたる空家かな……482 尊晴
●……481 尊晴
●秋桜尋ねし後は冬桜……480 尊晴
●夜行バス思い思いの秋時雨……479 尊晴
●栗食みて弥生の人と語りたり……まこ爺
●今はもう我慢限度や秋薊……まこ爺
●石倉に熟柿の影や問屋跡……騒人
●夏終わり 日向を求め 足止める……ひさご
●木の実降る庭に暫しの喫茶かな……麻子爺
●今日の空……478 尊晴
●錦木の紅葉に酔ひて目眩かな……まこ爺
●まちおこし大義に揺れる蕎麦の花……477 尊晴
●木犀の香にひたりたり鶴見川  まこ爺
●秋桜 富士の高嶺や 雪つけり…嘉
●木道を 頼りに歩く 夏霞……嘉
●富士を背に 父母眠る墓 彼岸花……嘉
●赤い羽ぬしも昔は恋をして……476 尊晴
●赤のまま少し昔の娘(こ)らの声……まこ爺
●薮みょうが子猫額に蒔きにけり……475 尊晴
●日向路に釣鐘人参響きけり……まこ爺
☆扇面の文字飛び立たん星月夜……尊晴
●老妻にどっと疲れや秋の昼…まこ爺
●葛の蔓ゴジラとなりて揺るるかな…まこ爺・駿斗
●秋霖に沈む都会の憂鬱かな…474 尊晴
●への への もへ…473 尊晴
●櫨紅葉源氏の池に燃え初めぬ…まこ爺
●水の輪を重ねて深し秋の声…472 尊晴
●銭洗 洗ふ銭なし水引草…まこ爺
●青島の泡を重ねて青海波…471 尊晴



































2007年9月 ひぐらし-スナッ句
●紅白の曼殊沙華をり夫婦かな…まこ爺
●言ひ切って 清浄真如 胸の月…470 尊晴
●×(バツ)の字を刻みて崩す奴かな…469 尊晴
●麺棒に纏う新蕎麦峡棲い…騒人
●厠よりあがりたまえと秋の昼…468 尊晴
●日向路の棚田の畦の曼殊沙華…まこ爺
●杖引かん残暑きびしき折りながら…467 尊晴
●黄昏れて縮砂の花に香りかな…まこ爺
●..... 思ひ出せない 忘れ物…466 尊晴
●葛の花神奈川今日もトロピカル…まこ爺
●第三の波にのまれつ冷コ飲む…465
●秋風や身の置きどころ探しかね…464
●花笠を上げてびっくり村祭り…まこ爺
●一片の群れより離る鰯雲…463
●オバサンのあばれ太鼓や村祭り…まこ爺
●健脚の後姿や梅雨最中…まこ爺
●美しき国はまぼろし夏の果…まこ爺
●納屋朽ちてつまくれないの村一つ…騒人
●千年に追いついてみよTyphoon…461
○秋風と 共に去りゆく 安倍首相……ひさご
●オータムの垂れ幕むなし残暑かな……まこ爺
●初秋鋭き光ある時あり……460 尊晴
●逢うべきか止んでまた降る秋の雨……459 尊晴
●白鷺や降りて苅田の雪となる……騒人
●喪失の奥歯のあたり蝶の舞い……458 尊晴
●大利根の 濠に笑へる 布袋草・・嘉
●駒草や 霧の合間に ちらと見ゆ・・嘉
●観音や塩辛蜻蛉と知り給ふ……まこ爺
●大利根の 濠に笑へる 布袋草・・嘉
●駒草や 霧の合間に ちらと見ゆ・・嘉
●観音や塩辛蜻蛉と知り給ふ…まこ爺
●大仏の茶屋に独りや心太…まこ爺
●奥歯抜き一ッ秋の日終了す……457 尊晴
●待ち人は必ず来たる風雨突き……456 尊晴
●成長の実感の無し夏の果て  まこ爺
●月ふたつ出して狸は寝入りたり…455 尊晴
○水瓶の 満タン祈る 雨蛙…ひさご
●微妙なるだましだましのラムネかな…454 尊晴
●胡弓泣く町裏嬉し風の盆……まこ爺
●町をあげ 狭き坂道 風の盆・・嘉
●虫の来て木瓜の実調ぶ昼下がり……まこ爺
●縄文の塚に影あり山の百合……騒人
●弁慶の手玉の石や秋暑し……まこ爺

































2007年8月 ひぐらし-スナッ句
●○○○○○●●●●●●●○○○○○…453 尊晴
○一輪の 花を浮かべて 夏惜しむ……ひさご
●鎌倉の芙蓉花咲く鉄路かな…まこ爺
●終戦日おらが国さは四十度…まこ爺
●○○○○○言の葉いらぬ○○○○○…452 尊晴
○ 風船が 夜空にはじける 夏の夜……ひさご
●○○○○○言の葉いらぬ雲と月……451 尊晴
○「ひぐらし」にトンボ花火や夏の果て…まこ爺
●炎帝に露座の大仏焼かるるや…まこ爺
●片隅に考える人夏の夜…まこ爺
●ビードロの珈琲涼し「邪宗門」……450 尊晴
●深海に高脚蟹の忍び逢ひ……まこ爺
○故里の 友と出会える 夏祭り……ひさご
●深海に高脚蟹の忍び逢ひ……まこ爺
●傾きて進むケレンの抜き手かな……449 尊晴
●広島や還暦過ぎし夾竹桃……448 尊晴
●温暖化越前水母の時めきて……まこ爺
●大池や ひしめき合ひて 布袋草……嘉
●岡山やせつなき「のぞみ」182……447 尊晴
●わだかり引きて流るる水母かな……まこ爺
●裏山にドンとせり出す花火かな……446 尊晴
○青空に 黄色が映える 夏の花……ひさご
●待つ事も趣きとして蝉しぐれ……445 尊晴
●永遠は海に融け合う夏落暉……444 尊晴
●海涼しいカレーモードで眠りかな……まこ爺
●終戦日赤く漂う水母かな……まこ爺
●夏本番呑んで歩きて俳写かな……まこ爺
●手土産を松屋に仕入れ盆帰省……まこ爺
●隅田川水上ボートのビールかな……まこ爺
●もつ煮食みお口直しの冷し酒……まこ爺
○かき氷 思い出したい 夏の夜る……ひさご
●夏蛙ゆるる浮き葉にお待ちかね……まこ爺
●鳴き止まぬ蝉一匹が闇に在り……443 尊晴
●多摩の森脈々々とヤンマかな……まこ爺
●気がかりを解きて涼しき縄のれん……442 尊晴
●梅雨明けや友と交信多摩の森…まこ爺
●鷺草の 飛び立つ舞いに 夏思う……ひさご
●エッシャーと必死で遊ぶ雲の峰……尊晴
●喪服着て貪り食ひて蛍の子…まこ爺
●おしゃれして 田に立つ案山子 気品よき…嘉
●犬猫も耳そばだてる遠花火……441 尊晴
●青田波蜘蛛の葉先に軽やかに……まこ爺
●遠花火 妙音遅れて 届きけり……440 尊晴
○一輪の 鷺草の花に 夏を知る……ひさご
●里山の案山子娘の睨みかな……まこ爺
●線香の煙り眼にしむ婆娑羅者(ばさらもの)…439 尊晴




























2007年7月 ひぐらし-スナッ句
残り葉やキョロキョロキョロと季節(とき)を知り……嘉
●ひぐらしや一寸顏出す店主哉……438 尊晴
●雷光に追われ逃げ出す大手門……437 尊晴
●蝗の子じっとこらへて睨みをり……まこ爺
●先達はラムネ飲むにもあらまほし?…436 尊晴
●水塚や木の下闇におらぶ声……435 尊晴
●セセリ来て夏の薊をくすぐりぬ…まこ爺
●泣き笑いやっと手にする水鉄砲……434 尊晴
●初蝉や問わず語りの老爺かな……433 尊晴
●乗りましょうクレーあやつる音符舟…432 尊晴
●さ迷ひて蜜を求めて梅雨の蝶  まこ爺
●偲びたる 人悠々と 雲の峰……431 尊晴
●数珠の実を一つ拾いてたなごころ…430 尊晴
●台風圏乙女の像に光かな……まこ爺
○梅雨時期を 戯れ遊ぶ 花の上……ひさご
●水打てば うまそうであり 力石……429 尊晴
●竹きしみ言霊昇る雲の峰……428 尊晴
●石に笑いかける
 石も含み笑い……427 尊晴
●飲んだくれ泣き濡れてをり蓮の花…まこ爺
●七月は七月として雨の降る……425 尊晴
●ナツメロや薬持つ手をふと休め…424 尊晴
●紫陽花の色落としたる晴れ間かな…小川
●庭眺め座しているだけ夏の午後……423 尊晴
●健脚の後姿や梅雨最中……まこ爺
●天の川よさみおとめの袖濡れて……422 尊晴
●利尻富士 裾まで見ゆる 雲の峰・・嘉
●駒鳥の 声遠ち近ちに 礼文島・・嘉
●駒鳥の ヒンカラカラヒ 礼文島・・嘉
●梅雨激し つなぎっぱなしの サッパ舟……嘉
●薄雪草 盛り礼文の 夏来る……嘉
●サロベツの 野に乱れ咲く蝦夷萱草……嘉
●オイラモトモトパイレーツ……421 尊晴
●梅雨明けて子らと遊ぶ日トトロ待つ……小川
●イケマセン湯浴ミノゾクハイケマセン…420尊晴
●朝霧の またたく流る 利尻富士・・嘉
●角皿にくちなし色を置いたまま……419 尊晴
●可憐咲く 親指ほどの 頭巾ちゃん……ひさご
●ただただ風は吹くばかり……418 尊晴




































2007年6月 ひぐらし-スナッ句
●ただただ風は吹くばかり……418 尊晴
●落丁の白つくづくと不在なり……417 尊晴
●たれそかれ漕ぎ手一人の天の川……416 尊晴
●梅雨空に 一輪の花 色染めし……ひさご
●楮の実梅雨の晴れ間に紅きかな……小川
●飛込むは天も地も無き鰯雲……415 尊晴
●放牧の 赤城牧場 つつじ燃ゆ・・嘉
●無造作に 王冠並べ 梅雨の花……ひさご(写楽)
●曲芸師憂いと苦痛ねじ曲げて……414 尊晴
●梅の実や落ちて話しの途切れたる……413 尊晴
●カルガモの 元気な姿に 励まされ…写楽
●十薬や 河童の病 名水か・・嘉
●ボンヤリとソフトクリーム食べている……412 尊晴
●ドクダミ草独り摘んでみせまする……411 尊晴
●島猫は浜ナス風と行ったきり……410-2 尊晴
●シマネコハ ハマナスカゼト イッタキリ……410 尊晴
●睡蓮の花見に鯉も顔を出し……小川
●緑陰ニクラシキ程深まる……409 尊晴
●雨意を持つ 雲を迎えし 花菖蒲・・嘉
●いずれ又 それも水無月 風吹く頃に……408 尊晴
●立葵川面眺めてゆらゆらり……小川
●ラッコウのスパム食いたりゲシュタルト……407 尊晴
●雉鳴くや戦場跡に草茂る……小川
●金トトに ドクダミ効能 講釈す……406 尊晴
●真青なる 空押し上げて 白木蓮…嘉
●咲き初めし 十薬の花 白みどり……405 尊晴
●野生馬の 群(む)るる岬や 青嵐……嘉
●冷コーヒー最後の客となりにけり……404 尊晴
●カポックやほんの数分扇子芸……403 尊晴
●翡翠(かわせみ)のじっと睨みし水面かな…まこ爺
●十薬の 香りほのかや 金魚塚……402 尊晴
●表彰ぞお茶目に笑へ写真の日……401 尊晴
●虻の来て薔薇の花びらくすぐりぬ……まこ爺
●ポピー揺れ色鮮やかに古戦場……小川
●雷雲の 前触れしかと みとどけり……嘉







































2007年5月 ひぐらし-スナッ句
●白雲の行方おそらく茜雲……400 尊晴
●木漏れ日に 十薬の白 静か……399 尊晴
●小雨らし 十薬の白 静か……398 尊晴
●道祖神 薫風経(わた)る 信濃路……嘉
●雪解けの 清水(みず)のとどきて わさび畑…嘉
●青嵐 野生馬匂へる 岬鼻・・・嘉
●身分証忘れてドキリ若葉風   まこ爺
●涙あり ともに拭き切る カウンター……397 尊晴
●とりあえず 寄ってたかって 俳写展……396 尊晴
●見下ろせばドクダミ寡黙群れにけり
 裏の狭庭の夏の夕暮れ……395 尊晴
●めっきりとスペード増えし狭庭かな……394 尊晴
●カウンター拭く手休めし青葉風……393 尊晴
●死者の声木霊の響く熊谷草……土曜日
●のどぐろの嘆きの深さ腹までも…392 尊晴
●古池に睡蓮繁り雲泳ぐ……小川
●先駈けに菖蒲一輪仕方なく…391 尊晴
●矢車草昭和の風に回るかな…まこ爺
●落日や薄き水割り口に含む…390…尊晴
●読 書 先 客…389 尊晴
●節度なき無神論者の写経かな…388 尊晴
●岩手より春の香りやモミジガサ…まこ爺
○新緑の柳踊りて昼寝かな……まこ爺
●み空より流れ着きたるポピーかな…まこ爺
●蟻がいてゴキブリがいてご飯です…387 尊晴
●ドッドドドドウド ドドウド ドドウ
イキノ キ レ テ ル
マタサブロウ………386 尊晴
●春風に そよぐ柳の 艶やかさ……写楽
●石楠花の木戸をくぐれば高蔵寺…まこ爺
●図書館の紅花橡(とち)の花盛り…まこ爺
●所在なく 凧揚げている 凧職人……385 尊晴
●見上げれば憂き眼差しと合いにけり……51景 尊晴
●千二百余年の齢藤の花…まこ爺
●深層は知らぬがよろし古きかさぶた…384 尊晴
◎初漁の 船跡白し 瀬戸の海…嘉
●命あり 五月の雨に「靴が鳴る」…383 尊晴
●トレモロの 夜行列車に 僕が居る…382 尊晴
●湯気の立つ 湖に遊べる 春の鴨…嘉
●湯煙りの 数多あがりぬ 寒き春…嘉
●菖蒲湯の 薫り遥かに 僕が居る…381 尊晴
●草を食む岬雌馬に泪かな…まこ爺
●こてまりの片栗の黄のいとほしき…まこ爺
●草刈は 馬にまかせや 都井岬…嘉
●でかい富士 さくら従い どんと出る…啓三郎
●鯉幟健やかなるを祈るかな…まこ爺
▼2007年5娘(こ)も孫も歓喜の声や鯉幟…まこ爺
▼2007年5新緑や岬のお馬は細身なり…まこ爺
●緋牡丹の牡丹娘の笑顔かな…まこ爺
●躑躅燃え池の水面の静かなる…まこ爺
●雲切れ間 頭を出して ご挨拶…嘉
●天空に 向いて祈る モアイかな…嘉
●うつせみの岡の躑躅に焼かれたし…まこ爺
●新緑の古寺濡らす通り雨 …小川
●僕の前 遠ざかってく 僕が居る…380 尊晴
●うつせみの岡に躑躅の燃えてをり…まこ爺
●一写成って茶店へ…379…尊晴




















2007年4月 ひぐらし-スナッ句
●咲きそろう 花をこがれて 足運ぶ…写楽
●夕立中打ちのめされて牡丹かな…まこ爺
●牡丹
(ぼうたん)の風のベンチにワンカップ…まこ爺
●込み入った お話しなさそ 花小部屋…378 尊晴
●パウチしてスキャニングしてエリカ…377 尊晴
●またひとり 退職はがき 春惜む…376 尊晴
●けむり見て 合点して 帰る…375 尊晴
●瑠璃に映ゆる緑に激写ダビンチ展……まこ爺
●吾激写少し離れて春の妻……まこ爺
●あの人もこの人も床の人…374 尊晴
●風光る受胎告知やダビンチ展……まこ爺
●あの人もその人もこの町の人…373……尊晴
●古里やペンペン草のはびこりて……まこ爺
●受胎告知+Roast sweet potato…372 尊晴
●春愁やブラックバスのはびこりて……まこ爺
●もつまいて 荒ぶ列車は 千里まで…371 尊晴
●慈悲あらば人も散らすや観世音…370 尊晴
●借用証書いてスタコラ桜しべ…369 尊晴
●花の屑 ちりても魅せる 模様かな・・嘉
●うつむきて さらさらさらと 花海棠・・嘉
●枯れ木の間花散りつもり木の芽待つ……小川
●芝桜光の中に昼餉かな……まこ爺
●花見山 流れに任せ ダンゴ食ぶ……嘉
●伊勢原の春田めぐりて芝桜……まこ爺
◆桃畑 健やかに育て 園児たち……のりよし
●独りゐの愁ひ黙せり座禅草……368 尊晴
● ポジションが 決まり静かに列車待つ……のりよし
●群馬の娘リュック背負ひて桜狩……まこ爺
●借命と思えばいとし今日の蜘蛛…367 尊晴
●人待てば松の葉降れる茶屋の下…366 尊晴
●白鳩と源氏の池に花見かな  まこ爺
●葉桜の下を無口に歩み抜け………尊晴/旧句
◆桃の花 パノラマ 電車徐行する……のりよし 
◆陽春に 花もも映える 八ヶ岳……のりよし
●手を突いて 見入る盛りの 糸桜…尊晴/50景
●花の世や花の九段に俳写かな……まこ爺
●清明の 荒川土手や 黄一色・・嘉
◆富士の山 化粧しなおし 春の雪……のりよし
●あら一句 蛙好みの 目を借りて…364 尊晴
●満開の 桃と菜の花 競い咲き……啓三郎
●快晴の 空からふりし 甲斐桜……啓三郎
●化粧して 大漁祈願の 馬鹿踊り……写 楽
●例大祭 豊穣祈り 神楽舞う…のりよし
●あら一句○○○の目を借りて…364尊晴
●花吹雪そのひとひらやワンカップ……まこ爺
●英霊や花の吹雪にさ迷へる……まこ爺
●不忍池のほとりに花の宴……まこ爺
●散りかかる 花の一ひら 払ひかね…363尊晴
●花の世や花の上野に酔い痴れぬ……まこ爺
●三脚を しっかり押さえ 連写かな…のりよし
●ジュエリーの重さはかなき重さかな…362尊晴
●人生も芸の内なり花曇…土曜日
●春風に 心も揺れて 新入生・・嘉
●神田川 流れを隠す 桜かな・・嘉
●花の下女静かに抱かれけり…361 尊晴
●蜻蛉さん七変化しておめでとう…まこ爺
●鴎舞ひ桜大橋賑はいぬ  まこ爺
●身を飾り二人の仲をさく桜…小川



















2007年3月 ひぐらし-スナッ句
●あの頃を偲びて今日の桜道……有希
●片栗の旅の仕上げやそば処……まこ爺
●片栗や更科蕎麦の白き肌……まこ爺
◆春が来て 桜桃杏の 花が咲く……のりよし
●明日の世を春の月夜に祈りたり  まこ爺
●ねぢより立ち寄りやはり花の本……尊晴360
●波のよう寄せては返す春の夢・・お多福
● 君が髪 触れるものあり 糸桜……尊晴359
●岩割の梅に闘魂学びけり・・・ひろし
●夜桜や はるか聞こえる 歌の声……のりよし
●ニタニタとカメラ撫でてる木の芽時……尊晴358
●片栗の花の韋駄天走りかな……まこ爺
●大空は青いカンバス桃ひらく……土曜日
●気が付けば世界のオタクとスキップぞ……尊晴357
●技術校若き仲間と卒業す・・・ひろし
●蕗のとう地にいっぱいにいっぱいに・・お多福
●うつむいて寄り添いひらく浅き春……小川
●面影や庭にひともと八重椿……土曜日
●焼きうるめ鰯噛み締め春思かな  まこ爺
●古里のマドンナの声春うらら  まこ爺
●古里も捨て大根や春愁ふ……まこ爺
●ネタ尽きてアバンギャルドのふて寝かな…尊晴356
●富士の風受けてゆるるや雪やなぎ……まこ爺
●車窓より赤城現はる彼岸かな……まこ爺
●うっとりとアバンギャルドの老化かな…尊晴355
●若き日の思い誘う沈丁花……小川
●遅霜に白木蓮のはや錆ぶる……まこ爺
●春を待つ 富士を背にして 咲き誇る……写楽
●うっとりとアバンギャルドの語感かな…尊晴354
●土筆摘み湯割泡盛はかどりぬ  まこ爺
●リンリンと鳴ってこの世の身過ぎかな…尊晴353
●石垣の割れ目住処やすみれ草……まこ爺
●四股踏んで醍醐桜の出番かな……まこ爺
●福達磨焔の中に静かなる……まこ爺
●座する船 春の波間や 鹿島灘・・嘉
●めざめてもめざめぬもよし春の酔……尊晴351
●青空へ何処までも咲く辛夷かな……小川
●めざめてもめざめぬもよし春の宵……尊晴351
●強東風や 鳥しがみつく 枝揺るる…嘉
●枝垂梅 かすかに揺らす 風やさし…嘉
●はみ出でて道に咲きたり諸葛菜…まこ爺
●めざめてもめざめぬもよし春のよひ……尊晴350
●長閑なり太さ競いし大根かな……お多福
●春風に見てはならないものを見て……尊晴349
●ビール酒飲みて語りて朧月……ひろし
●風しずか三色菫集い咲く……小川
●糸桜一ッくさめのゆれ易し……尊晴348
●鎌倉の大悲(だいひ)の寺に花辛夷……まこ爺
●説かれても 今は昔と 佇みし……尊晴3467
●花韮や星の王子となりし夢……まこ爺
●青空へ衣を出でしはくれん花……小川
●巡り来る影に灯篭輪廻説き……尊晴346
●秩父路の 樹間に白し 節分草……嘉
●陽だまりに 固まり咲きぬ 節分草……嘉
●オキナヨクムカシムカシトメグリゴト…尊晴345
●肩濡れて 我にかへれば 翁哉……尊晴344
○大根のお御脚長し春うらら……まこ爺
●萱草の若芽を祈り摘み取りぬ……まこ爺
●春の雨 商い人の 肩濡れて……尊晴343
●吹き上げる春突風やおちょこ傘……ひろし
●佇むも旅の途中か春の雨……尊晴342
●菜の花を見つめ残り大根かな……お多福
●雪吊りをときし松いま競う梅……ひろし
●木瓜呆けて花は満ちたり蜂の来ぬ……まこ爺
○暖冬や早神奈川に桜満つ……まこ爺
●蕗のたう味噌にほろ苦閉じ込めぬ……まこ爺
●啓蟄や井戸の底より鳥と雲……尊晴341









2007年2月 ひぐらし-スナッ句
●はじらひて微笑みてをり冬牡丹……まこ爺
●春二番 蛙算段 這い出さん……尊晴339
●しばらくは井戸の底にて思い草……尊晴338
●春めいて 桜またれる かいじかな……のりよし
●うつむきて何を思案やクリスマスローズ…まこ爺
●かかわりは今朝一刻のこのページ……尊晴337
●梅が香や緋の毛氈で昼の酒……まこ爺
●枯渇して今は昔を忍ぶ草……尊晴336
○水ぬるみ 夫婦白鳥 戯れる…写楽
●枯渇……尊晴335
●摘まれずに事なきを得て蕗のたう……まこ爺
●春の雨 四方三界に 音も無く……尊晴334
●渋滞 フロントガラス 春雨……尊晴333
●春光を溜めて辛夷は蕾かな……まこ爺
●暖冬で 白鳥泳ぐ 山中湖……のりよし
●菜の花の 背(せび)らに信濃 山白し・・・嘉
●ふと夢を円月橋に垣間見て……尊晴332
●紅梅やじっと堪へて雨の中……まこ爺
●ひきつって 後悔……尊晴331
●雪嶺の北の大地や熊眠る…まこ爺
●品川の涸れゆく揺れか野は哀し…尊晴330(回文)
●菜の花をながめ出を待つ耕耘機…ひろし
●蕗のとう鉢の蔭から顔を出し…お多福
●絶唱は梅の小枝の先あたり…尊晴328
●子規愛でし羽二重(はぶたい)団子春隣り…まこ爺
●冬の日に 入れ墨映す 葉影かな……写楽
●雪吊や活躍できず弛みをり……まこ爺
●なぜか帰りたくなる……尊晴327/川越散歩-5
●なぜか銭湯代値切りたくなる……尊晴326
●冬ぬくし矢切の渡しのワンカップ……まこ爺
●なぜか耳をそば立ててしまう……尊晴324
●土手の草 かき分けよもぎ 摘みにけり…嘉
●なぜか喫茶店に入ってしまう…尊晴324
●稚児のまく 豆に今年の 幸拾う……写楽
●なぜか脇道にそれてしまう……尊晴323
●蕗のたう味噌で炒めて独り酒  まこ爺
●蝋梅や薄黄色なり透けし肌・・・ひろし
●一年がたちて子連れの蕗のとう・・お多福
●紅梅の蘂(しべ)豊なり冬うらら……まこ爺
●梅林に ウグイスの声 春まじか……のりよし
●何観ても ハンカチ王子と なりにけり……尊晴321
●鬼は外豆は口へとはこぶ子等・・・ひろし
●寒の畑のたうち回り生くるもの  まこ爺
●良く見れば 現し世宿る 水面かな……尊晴
●母の目にまだ我は居て春がすみ……尊晴320































2007年1月 ひぐらし-スナッ句
●江ノ電の江ノ島駅に冬雀  まこ爺
●乗り出して行方知らぬ俳写かな……尊晴319
●佇むは 六道地蔵の 分かれ道……尊晴318
●新緑の森に潜みて一人酒…まこ爺
●新樹光森をさ迷ひ祈りたり…まこ爺
●新緑や弥生娘と逢ひにけり…まこ爺
●若葉風深き森にて許し合ふ…まこ爺
●椎若葉弥生の民となりにけり…まこ爺
●若葉風虻に刺されて目覚めけり…まこ爺
●借命と 思はば愛し 今日の空
……尊晴315/旧作
●魁の 菜の花蜂を 呼びにけり…嘉
●花の兄問われて一輪咲いて見せ……尊晴314
○極楽や富士と桜とワンカップ…まこ爺
●蝋梅の雪のお宿の灯(とも)しかな…まこ爺
○悠然と 富士を眺めつ 冬の空…写楽
○見つめるは 春に帰るや 北の国…啓三郎
● これ喰うて 一日……尊晴314
●蝋梅の 香り漂う 寺の庭…写楽
●嘴と嘴 交わす姿や 恋白鳥・・・嘉
●毬(いが)の栗落葉の中に果つるかな…まこ爺
●山門に 蝋梅香る 陽射しかな…小川
●寄らずに帰へる……尊晴313
●カラ箱を 叩いてみても カラの音…尊晴312
●地にへばり冬蒲公英の黄の確か…まこ爺
●知恵熱や またぞろ俳写 とどこおり…尊晴311
●北風の子半袖のシャツ姿・・・ひろし
●両神に 香りたむける 蝋梅花…小川
●大旦 一番風呂の 太鼓六つ・・嘉
●お宝を 探しに行くも 見つからず…写楽
●鎮座してなんとうてなの寒き事…尊晴310
●切り株のゴロリゴロリと冬の畑…まこ爺
●な む  …尊晴309
●枝先の餅で祈願のどんどかな・・・ひろし
●あぶな絵を閉じて屋上オ〜アブナ!
…尊晴308
●烏瓜枯れてカラコロ謡ひをり  まこ爺
●あぶな絵を見入る背中に冬日かな…尊晴307
●一輪の白梅見付け歓喜かな…まこ爺
枯菊のやがて焚(た)かるる束(たば)ねかな…まこ爺
●観光の 坊ちゃん電車 漱石忌・・嘉
●初漁の 航跡白し 瀬戸の海・・嘉
●蜜柑熟る 島々巡る 旅楽し・・嘉
●散歩道 雑木影置く 冬日和・・嘉
●観光の 坊ちゃん電車 漱石忌・・嘉
●初漁の 航跡白し 瀬戸の海・・嘉
●蜜柑熟る 島々巡る 旅楽し・・嘉
●散歩道 雑木影置く 冬日和・・嘉
●裸木に宿木あらは踊りをり……まこ爺
●祝(ほ)き事も二ッありけり松の内…尊晴306
●成人の日なり晴れ着のしとやかさ…ひろし
●粥嫌い七草粥を誉めにけり…まこ爺
●冬木立 幹を撫でてる 病み上がり
……尊晴305
●七草にわさび葉加えしお粥かな…ひろし
●枯蓮の径(みち)を廻りて佇みぬ…まこ爺
●睨めども 多勢に無勢 コハクチョウ・・嘉
●屈斜路湖 温もり求め コハクチョウ・・嘉
●病み上がりごく素直なり富士の山……尊晴304
○幸せを 達磨に託す 亥の今年……写楽
●冬木の芽夕日の中に煌めきて……まこ爺
●瀬戸内は小島(しま)に隠れる夕日かな…嘉
●夏も良し 小雪また良し 八ヶ岳……尊晴303
●ぬかるみや 明けて四日の 八詣で…尊晴301
●水鳥や煌く明日に泳ぎをり……まこ爺
●初春の 香り嬉しき 蝋梅花……小川
●吉なれと厄除け祈願の娘かな……ひろし
●床抜けて門松も抜いて三味(写味)のもと…尊晴300
●初詣力車の舞ひて長谷の寺……まこ爺
○琴の音に心静めて初計り……まこ爺
●飲んで食べ眠り三昧三が日……ひろし
●初夢や 三途の川の 舟遊び……尊晴299
●それほどの 願いは掛けぬ 初詣……尊晴298
●憂き人も 棒で突かれて 年を越し
……尊晴297
●初詣俳写で御免八幡宮……まこ爺
○古希迎え 健康祈る 初日の出……写楽
●初雪や 都心の庭に 雪の花……啓三郎
●母留守の孫と暮らして去年今年……まこ爺