俳画と俳写の細道 68回
2015/2/1 俳写倶楽部定例会-68回 ※プリント用
カーテンの向うに武蔵野のケヤキ
俳画と俳写の細道
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静かな部屋で寝ている
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尊晴
退院してほぼ一ヶ月。全くその通りで、現在の状況を報告しているだけのスケッチ俳写となりました。自由律風の句と言えば聞こえは良いのですが、それ相応の力量が無いので、単に字足らずの一行詩として流れてしまった様です。
昨日は杖つきながらユ〜ラユ〜ラのリハビリ散歩をしました。数百メートル程度の行動範囲では、やはり俳写の素材も限られてくるのは否めません。
もっとも、まだ屋外を介護付きで歩行するだけで精一杯の状態で、今までの様に、散策中に気が向けばヒョイと写真を撮り、俳句もひねってみるという余裕の楽しみ方は、もう少し先で時間がかかりそうです。
入院中、なんとなく描き溜めた武蔵野のスケッチを眺めながら、その林の先に繋がる「僕の細道」はどのような細道になるのか考えています。いずれにしても、多様で断定の無い「俳写自由」の世界に遊びたいと思います。
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